この催しは世田谷区の高齢福祉課が主催だった。それは成城学園前の
「成城ホール」で行われた。世田谷区報で私は知ったが、参加したのは
高齢無論高齢者ばかりだった。いつも劇場スタイルの会場は、平坦な広い
ホールになっていて驚いた。椅子は円くセットしてあり、全員向かい合
えるようになっていたが、参加者は多分100人を越えていただろう。。
その内容は食事について話、軽い体操、二人で行う脳トレのようなゲーム、みんなで一緒に歌うなどで楽しく、会場は笑い声が溢れていた。
私も物忘れをかなり自覚して、注意しているが、やはり高齢になると
誰でも物忘れが多くなるのはごく当然だ。
参加した方々は、みんな同じような悩みがあるようだった。。
わずか3日間の入退院で、認知症が進んだの夫のために、私がいろいろ
工夫してやっているような方法もあり、大いに参考になった。
でも、二人で組んだ脳トレゲームもあったが、お互いにまったく会話が
できないのは、あまり楽しくなかった。ことに高齢になると友人達も少な
くなり、ことに一人暮らしは一日話さないことが多いそうだ。
私はいつも淋しい思いをしているが、多分そんな人が多いのではと思って
いる。そんなときに「ロールプレイング」のテクニックを使えば、スムーズ
に話ができ、楽しく会話ができるのではと思った。知らない人と話すのは
大変有効な方法で、楽しいだけではなく、色々な気づきや刺激があるはず。
楽しかったが、一方的な指導よりもう少し、全員会話できるよう工夫を
したほうが良いのではと、と思った交流会だった。。