思い出せばインドのデリーアシュラムに宿泊し、先生方から直接口移しで
教えて頂いたのが「チャクラ・マントラ」だった。その2年後聖地リシケシ
のアシュラムで「スワミ・ヨーゲシバナンダラ師」から、幸運にも世界で
ただ一つの私のマントラを授与された。チャクラ・マントラの次に私の
マントラ唱え、それから瞑想するのが早朝長年の習慣の精神修行だ。
チャクラ(円)とは体の中枢だが、医学的にも大脳、心臓など体の中の
7か所と伝えられている。瞑想はソウル(魂)からマインド(心)への
エネルギーチャージで、それが人一倍過敏な私の精神性を支えている。
新しいことを始めるとき、私は必ずと言ってもよいほど、一度眠っても
必ず夜中に目が醒める。そんな時は起きて文章を書くが、真夜中は
「魔の時間」とも言われるようだが、夜中には決して瞑想はしない。
実はヨーガ教室の優秀な青年は、ヨーガレッスン中に急に可笑しくなった。
そのため、その頃通っていた「心霊科学協会」に紹介し、観て頂いたら
毎晩夜中に瞑想したため動物霊に憑依されたようだ。優れた霊能者の施術
を受けたが、どうして解けずに廃人になった事例があった。
それは私が直接関わったが、何ともやりきれなかった。また私自身も30代に何度も霊体験があり、そのためいろいろな精神的な修行をし、やがて
ヒーラーになった。認知症歴13年目の夫が未だに元気なのは、もしかしたらそんな影響があるのかも知れない。
いずれにしても・・・毎日テレビで流れる恐ろしい戦争や、さまざまな
おぞましい事件や事故、それらにも巻き込まれず、無事に過ごせた一日一日
は本当に有難いと思えた真夜中だった。