ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

世界心理学会で発表した小池能里子のアドバイス(加筆 再投稿)

2024-10-15 08:13:37 | エッセー
世界心理学会で発表した小池能里子のアドバイス(再投稿)
☆Johari Window  (ジョハリーズ・ウインドウ) 
 心の中を表すのに理解しやすい「ジョハリーズ・ウインドーズ」がある。
 それは、アメリカの心理学者 ジョセフ・ルフトとハリー・インハムが
1950年に考案したもので、心の中には4つの窓があると言う説である。

1)明るい窓
   自分も他人も知っている、開放的な側面(ホンネ)
2)隠された窓
   自分では認識しているが、それを他人に知られないために、隠して
       いる状態。本当は緊張症や、弱気なのに、それを他人に知られたく
  ないために、虚勢を張って いる状態など。(タテマエ)
 3)見えない窓
   自分では気がついていないが、他人にハッキリ見えている面。
  たとえば自分は神経が細く、いつも損をしていると感じていても
   他人から見ると、一見気が弱そうだが、意外と図太い面もあるなどの
  ギャップで、良い面と、そうでない面とが混在している。
4)暗い窓
  自分にも他人にも分からない、その人の側面、深くて抑圧された感情
   や衝動 未開発の才能など、さまざまな面がある。
   フロイトが説く無意識は、この領域である。私はこの窓は「潜在的な能力」  も含まれていると捉えている。

  可能性がありながら、それを発掘する勇気がないため、開花することなく
終わる人が多いのは、大変残念だと思っている。人間の心には誰でも、この
4つの窓があるが、どの窓が大きいかによって、その人の精神的的な対応が
 違ってくる。「隠された窓」が広い人は閉鎖的で、「見えない窓」が広い人は、自分と他人とのギャップがあり生きにくいかも知れない。 逆に「明るい窓」の広い人は、開放的でどちらかと言うとホンネ人間だろう。
  あまりストレスは受けないかも知れないが、どちらかと言うと天真爛漫な
場合が多く,悪気なく他人にストレスを与えているかも知れない。
(と書きながら、私も多分このタイプなので、もしかしたら?と少々反省)
社会生活を営む上では、「隠された窓」も必要で、要はバランス感覚と
言えるだろう。心はガラス張りのようでも、一筆書きのようなものでもなく
大変デリケートで複雑なものだと思う。それだからこそ、意外な発見なども
あり、心の領域の広さに驚嘆するのだろう。
 さてあなたは、ご自分はどの窓が一番広いと感じられただろうか?
 「隠された窓」「見えない窓」が多いと、多分かなり生きにくいかも知れ
ない。でも、人人それだからこそ、人生は面白いかも知れない。

 私の指導法は、「自分の内面が理解できなければ、自分を決して変えることはできない」なので、この4つの窓を解明できるためにカウンセリングの
他に、性格分析や心理分析、絵画によるテストなど行い、それらがネガティブな面やマイナス方向であれば、それらを向上させるために、具体的にアドバイスを行っている。その他「科学的な「自律訓練法」他、ヒーラーとして創案
した「セルフヒーリング法」「自己暗示法」催眠法による「イメージトレーニング」なども導入している。それらは自分を「変えるための方向性が明確に
なる」ので、比較的効率よく自己改善できるのは、確かだと思っている。

 無論そのためには、自分自身の努力や、工夫や、勇気も必要なことは言うまでもないが。一度しかない人生を、満足して生きるようにするためには、行動しなければならない。
その勇気が持てることと、自分の内面が向上することだと私は理解している。
本質的には「明るい窓」が広い方が(開放的)、あまりストレスもなく、生きやすいことは確かだと思っているが、さてあなたはどの窓が広いでしょうか?

コメント
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