ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

久しぶりに夜の新宿東口

2024-10-25 03:50:08 | エッセー
 新宿紀伊国屋書店の前で、友人と6時半に待ち合わせた。
この書店は物書きとして最盛期だった頃、八重洲ブックセンターと同時に
よく通った書店だ。夫が亡くなってから初めてだが、新宿まで15分の
我が家だが、恋人時代もデイトは何時も新宿だったし、それからもずーっと
ホームグラーンドだった街だ。久しぶりなので早く家を出て、入り口の新書
コーナーを見て歩いたが、歓心があった新刊を何冊も立ち読みできたし
楽しかった。その2冊を購入した。

 あっという間に時間が過ぎ、急いで入口へ行ったが、まだ友人は来て
いなかった。気づいたら約一時間立ちっぱなしだったので、とても疲れた。
 決して遅れてくることはなく、時間はかなり几帳面な私より必ず先に
来ているのに・・・何度電話しても出ない。座るところはないため、地下鉄
の入り口の壁にもたれて待った。今まで足の疲れなどなど感じなかったのに
年齢を考えれば当然のことだ。

 15分遅れようやく来た友人は、急用が入りそのためスマホも忘れ連絡
できなかったそうで丁寧に謝られた。お店に入ってビールを飲みながら、私のこれからについて相談したが、友人は心理系の学院教授だが、その意見は
私と同じだった。長年の付き合いで、S教授と何度も、世界大会、国際
心理学会に何度も参加した仲の友人には何でも話せる。
 それにしても・・・雰囲気は随分変わったが、久しぶりの新宿東口はとても懐かしかった。

コメント
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