ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

あっという間のひと月

2024-10-23 10:25:58 | エッセー
 夫が旅立って今日でひと月、子供達がいろいろ気を使ってくれるので
ありがたい。作夜頂いたお花やご香典など、夫に関する記録したノート
を見て驚いた。納骨供養をお願いした日時が、私が思っていた日と3日の
ずれがある、娘が私が約束した日を変えたのかと思ってとても不快になった。
 それから、改めて自分の記録を見たら、何と日時が二つ書いてあった。
驚いてお寺に問い合わせたら、娘の書いた日が正しかった。

(私やっぱり可笑しい)と思い、怖くなったが、過去には認知症の検査を
松沢病院で二度受けて正常だったが、あれから何年か過ぎているし・・・
 また娘にラインした。「ヤッパリ私が違ってました。これからはより
注意するべきと肝に銘じました。ごめんなさい」 すると、娘からすぐ
電話が来た。「ママ、パパが亡くなってからまだひと月、普通じゃないから
大丈夫。私だってそうだもん、ママがそうなるのは当たり前よ。肝に銘じる
ことなんて全然ないよ」と。ふっと肩の力が抜けた。
 超淋しがりで怖がりの私、毎日一所懸命いろいろ工夫し、健気にがんばっている。娘のやさしさが、フワーと胸に広がった。
コメント
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