ビビッド能里子トーク・サロン

医学的にも珍しい満十年の認知症介護について。自己分析や気分転換、幸せを感じる心の癖の付け方、メチャ料理など楽しく書きます

インドでのカルチャーショック

2017-03-17 07:44:59 | エッセー
 昨夜テレビでネパールの番組を見ていて、インドに比べたらネパールは、インド
のようにエネルギッシュではなく、何となくのんびりして穏やかな国だっなと
思い、初めて私がインドへ行った事を思い出した。
 ヨーガの指導者として「やはり一度はインドへ行くべき」と、その頃師事して
いた催眠法の先生に誘われて行くことにしたが、初めての海外がインドなんて
と実は嫌でたまらなかった。インドへ着いたのはカルカッタ空港、かなり夜遅
い時間だったが、英語はあまり分からない私でも、アナウンスの発音は独特で
びっくりした。何となく臭くムッとした空港から出た途端、大勢のインド人が
「バクシーシー」「ボールペン」と寄ってきて驚いたが、私達は急いで車に乗った。
 
 着いたホテルは何とも言えない雰囲気で、すぐに私は家に帰りたくなったが
そう行かず一向と一緒に過ごすしかない。どこに行って物ごいに付きまとわれ
それを避けるのが大変だった。「ヨーガ研修旅行」という名目だったが、中味は
ほとんど観光で、ヨーガ研修は二か所だけだった。
 どこに行ってもカルチャーショックで、私は絶えず悲鳴を上げていた。
でも、世界一美しい建造物と言われる「タージマハール」は壮大で美し
かったが、地下にある王様夫妻の棺は宝石がちりばめられ、印象的だった。


「もうインドはこりごり、絶対に行かない」と思ったが、何と私は13回も
通ったのは、ヨーガ指導者でインドの不思議な魅力と、3度目にはヨーガの
聖地リシケシで、ご縁がありヨーガを長年師事をした先生に巡り合ったため
だった。ヨーガ指導者ネームや、アシュラムの最高指導者マハラジから幸運にも
「私だけのマントラ」を授けられ、インドは「心の故郷」になった。
 フラダンス、ヨーガ、国際心理学会、ヒーリングなど仕事がらみと、観光で
37か国行った大好きな海外だが、今の私にとっては全ての海外は遠くなった。

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