★無意識を味方につける方法
強い願望や目標は、個人の潜在意識を通り越して、「集合的な無意識」に
インプットされ、その集合的な無意識(神、宇宙霊などとも言われる)
からの応答により、その方向性が示唆され、その目標が達成できると言う。
つまり論理的思考や、心理的な理論を超えて、強く望んだことは必ず実現
できると思っても良いのではないだろうか?そう捉えると、唯何となく
生きている人と、ハッキリした目標や、願望を持っている人の差は、明ら
かに違うように思う。
実際の指導例だが、いくら努力しても目標を実現できなかった男性は、毎日
眠る前に「今日一日ダメだったことの反省をし,明日は失敗をしにように」
が習慣だった。それは毎日マイナスの暗示をしているのと同じで、これから
は絶対にしないようにと詳しく説明した。何故なら眠る前には、脳波が緩や
かなアルファー波に変化し、「もう一人の自分」である潜在意識(無意識)に、そのネガティブな言葉は、最も刷り込まれやすいからだ。
意識は氷山の一角と言われ、わずか0,3~1%と言われるほどで
その水面下の無意識の領域は、計り知れないほど広い。
もし意識と無意識とが争ったとしたら、絶対に無意識の方が強いので、もしもあなたが毎日、後悔、反省、ネガティブに考えるなどくり返していたと
したら、意識でいくら頑張っても、強力な無意識に足を引っ張られること
は確かだから。そのため、何をやってもうまくいくはずがないのは自明
の理だ。
そのことを説明したら、知らなかったこととは言え、今まで「無意識を
敵にするような習慣」に気づいた。「今まで何事に対しても、肯定的に考えられなかった理由」をハッキリと認識した。それから毎日眠る前に「私は
元気で明るい」「いつでも私は運が良い」と自己暗示をくり返し、自分自身
に感謝することにし、彼の生活は大きく変化した。
もしもあなたが、眠る前に「自分の言動を、後悔や反省をする習慣」があったとしたら、今日から絶対に止めましょう。反対に「自分を労わり、感謝する
こと」を、ぜひ毎日行いましょう。すると、あなたの人生が根底から変わるかも知れませんよ。
いくら強く望んでも、そのための努力をしなければ実現はしない。
明確な目標があると、1)希望が出る、2)そのための努力が楽しくなる
すると、3)気づかずに少しづづ向上していくはず。私は大家族の中で
葛藤し、さまざまな心身症(その時代はまだそんな病名すらなかった)を
発症した。やがて子育てをしながらダンス教師として社会に出て、さまざまな心理学を学習し、潜在意識(無意識)を強力な味方につける努力をしたため
過去の願望はほとんど実現できたのだと思っている。
「自分の心の力」が、人生に大きく関わっているのは確かで、自分を向上
させるためには明確な目標が必要だ。私自身は高齢になり夫を失って、時折
淋しさのためどうしようもない気分になる。でも、私には
「エイジポジティブ研究家」として、明確な目量や願望があり、それは、自分自身が高齢化した現代の「健康なサンプルとしての実験台」で、そのため
落ち込まずに「楽しい努力が継続」できるのだと思っている。
あなたも「もう一人の自分」を味方につけて、賢く、イキイキと一度しか
ない人生を楽しみましょうね。
(実は生まれ変わると言う説も多々学習しました、私はもう一度夫に
巡り合いたいと思っていますが)