カロリーが・・・などと言っているにも関わらず、前からお約束していたこともあり、
以前「旬香亭 グリルデメルカド」にご一緒したフードコーディネーターのKさんと、
彼女が最近気になっていたという
スペイン料理の「サン・イシドロ」に行ってきました。
瀟洒な造りの建物のドアを開けると、店内にはフラメンコギターの音色が・・・
木でできたテーブルとイスは素朴であたたかな感じ。
中はさほど広くないのですが、落ち着いた雰囲気で、
ピカソの、墨一色で描かれた闘牛の絵がさりげなく掛けられていました。
私たちが昨日いただいたのは「パエリアコース」。
パエリアってスペインでは夕食に食べる料理ではないんですよ。ご存知でした?
運ばれてくるお料理はどれも心がこもった感じで、
オーナーのスペインに対する愛情が伝わってきました。
「食」のお仕事をしているKさんは、とてもチャーミングで話が面白く、
今やっているパン屋さんの調査では、
あらゆるパン屋さんに数人で出かけ、種類を数え、メモをとり、
全種類くらいのパンを買って持ち帰り、サイズを図り、全て試食して
レポートを書かなくてはいけないの・・とか、
スペインに行った時に魅せられた音色の楽器を
日本に帰ってから習い始めたみたら、それはシタール(インドの楽器)で、
「ドレミファソラシド」の呼び方が「サレガマパダニサ」で訳がわからなくて・・・とか、
煮込み料理にとてもいい「ル・クルゼ」のお鍋はゴハンもおいしく炊けるとか、
時間を忘れて話をしているうちに、いつの間にか店内は私たちだけに・・・
遅くまでスミマセン。ごちそうさまでした・・・
■しっかり味をつけたジャガイモが入ったオムレツ
■赤ピーマンの中にカニクリームコロッケの中身のようなものが入っていました。お店の自慢料理です。
■見事なパエリア!さめてもオイシイ
■可愛いグラスに入ったサングリアとキリリと冷やしたカヴァ
■デザートのクレームブリュレ 表面のカラメルがパリパリでした・・・