世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

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淡島散策 2022 ロックテラス

2023-04-16 16:32:32 | 史跡・観光・他
あわしまマリンパークの、いきもの広場の裏から
淡島の頂上に位置する淡島神社へ続いている参道。

ここへ来るのは、初めて淡島を訪れた2014年以来の
8年ぶりとなるが、さてさて何か変化はあるだろうか。

島の外周路から、淡嶋神社参道への入口。ラブライブ!サンシャイン!!の
映画の大ヒット祈願にて祀られた巨大絵馬は、以前には無かったものだ。

海を目前に建つ鳥居から、長い階段を登って標高137mの山頂へ続く参道。
ここから神社までは、往復で50分の道程。前に来た時には大量のケムシが
発生していたが、今回は時期が早かったからか毛虫には出会わずにすんだ。

参道を3分の1ほど進むと現れる、海上ロープウェイの山頂駅跡へ続く道の分岐地点。
ロープウェイの廃止以降、こちらは通行止めとなっているが、ここに各種ゴミ箱が
設置されていた。ただし道中に自販機は無いので、飲み物の準備はお忘れなきよう。

山頂駅の方を眺めると、木製の鳥居と、なにやら実った柑橘系の果物が見えた。
海上ロープウェイが現役の頃は、ここまでエレベーターで登って来れたそうだ。

そんな分岐地点を過ぎて、竹林の中を続いていく参道。道に張り出した
大岩
の先。参道を3分の2ほど進んだ所で、再び分岐地点へとさしかかる。

こちらは前回、通行止めになっており通れなかった
旧釣堀(海水プール跡)の方から続いている、お中道

このルートは、すでに廃道になっているようで立入禁止となるが
ロックテラスの方は行く事ができるので、ついでに寄ってみよう。

淡島の中腹に位置するロックテラス。ここからは
淡島の南側に広がる、内浦湾の景色を一望できる。

湾の左の方に見えるのは、お隣の水族館。伊豆・三津シーパラダイス
その後ろにそびえるのは、三津城跡がある標高410mの山。発端丈山

さらに以前おとずれた長浜城跡(標高34m)も、ここからは丸見えだった。
この景色が見れただけでも、8年ぶりに再来した甲斐があるってもんよ。

いきもの広場へ戻る 2014年の淡島神社 淡島一覧 淡島神社へ進む

【葛城山】伊豆パノラマパーク 夜間営業

2022-10-27 19:43:21 | 史跡・観光・他
2022年4月1日より、10日間限定で行われた
伊豆パノラマパークで初となる、夜間営業。

通常17時30分までの営業時間が、20時までに延長される事により
日中の時とは、また違った葛城山の姿を見れるという、この試み。

とは言え、山頂展望広場から西側のエリアと、アスレチック広場
17時になると立入禁止となってしまうので、夜間に利用できるのは
ロープウェイの山頂駅がある、碧テラスの周辺に限定されてしまう。

このイベントの特徴の1つ、夜桜ライトアップ鑑賞葛城神社
ザ・ウォーターラウンジの周りには、ちょうど見頃を向かえた
満開のソメイヨシノの木があり、暗闇の中で照明に彩られていた。

ライトアップされた桜の木は、神社の池や、水盤にも映し出されて幻想的。

日中に眺めていた伊豆の国市の街並みも、光り輝く夜景へと様変わり。

ロープウェイ山頂駅の展望デッキから眺めた、駿河湾の夜景。

残念ながら、この日は日没前に太陽へ雲が掛かってしまい、サンセットは見れず。
同様に富士山も雲の中。(仮に晴れていても真っ暗なので見えるのかは微妙な所か)

かつらぎ茶寮も照明で彩られているが、いかんせん山の上なので夜の屋外席は寒い。
また、このイベントのために夜桜ライトアップ鑑賞限定メニューも用意されていた。

冷えた体を温めるのには、富士見の足湯がもってこいだ。
山頂展望広場が封鎖されている夜間営業時間においては
ここが利用できるエリアの中で最も高い場所に位置する。

富士見の足湯があるエリアから眺めた、パノラマの夜景。

展望デッキよりも街並みがよく見える分、夜景としてもより映える。

夜景は帰りのゴンドラに揺られながらも、視界へ飛び込んでくる。
中でも、ロープウェイの山麓駅が放つ緑色の光は、ひときわ輝く。

日の落ちた山麓駅へと帰還。駅から照射された光によって
駅の目前を横切っている伊豆中央道も緑色に染まっていた。

通常は見る事ができない夜山の様子と共に、闇の中を進んでいく
ロープウェイに乗れる事も、夜間営業時限定の特権になっている。

関連動画:闇夜を進むロープウェイ

またいずれ夜間営業が行われるのかは定かではないが、追加料金なども掛からないので
伊豆パノラマパークへと訪れるのであれば、こういうタイミングを狙うのも良いだろう。

日中の葛城山へ戻る

【葛城山】伊豆パノラマパーク FILE:5 さえずりの丘展望台

2022-10-24 14:50:50 | 史跡・観光・他
山頂展望広場より、さえずりの丘展望台を目指し葛城山を南西へ進もう。
まず源頼朝像の後ろにある階段を下り、百体地蔵尊が祀られたエリアへ。

無数に立ち並ぶこれらのお地蔵様は、この地で昔から導き地蔵として信仰されているもので
赤い胸掛けに願い事を記して奉納し、成就したら黄色い胸掛けにてお礼参りをするといった
願掛けが行われている。また胸掛け以外にも、お願い地蔵という小さな地蔵の地蔵棚もあり
これらは毎年9月の例大祭にて供養される。(胸掛け、お願い地蔵は、かつらぎ茶寮にて販売)

そんな百体地蔵があるエリアから更に階段を下ると、山頂天望コースは天城コースへ合流。
Point B、ボードウォークのスタート地点で狩野川コースとも合流し、ここから先は一本道。

以前は、もう1つ。山頂を北側から迂回してPoint Bまで来れる駿河コースもあったようだが
こちらは廃道となり封鎖されていた。(この道の跡にプライベートガゼボが作られたのかな?)

モミジに彩られたボードウォークを進んで行くと、さえずりの丘へ上る階段に到着。
左側の階段が順路となり、階段の上に見えるのが最終到着地点の展望台(Point C)だ。

さえずりの丘に設置されている展望台へと到着。山頂展望台のように
全方位は開けていないけれど、南方一帯の眺めはこちらの方が良好か。

そんな展望台から裏に、木々の合間を抜けて回り込むと、幸せの鐘もある。
かつらぎ茶寮で販売しているハート型の縁結び絵馬は、ここへ奉納しよう。

さえずりの丘展望台から眺める、パノラマの風景。

伊豆の国市と、伊豆市の堺に位置している大仁町付近の街並みに、その間を流れる狩野川。
正面の山の上に見えるのが修善寺ニュータウンで、その奥にそびえ立つのが天城峠となる。
天城峠から左に、万三郎岳、万二郎岳、遠笠山と、天城山に属する山々が連なるかたちだ。

これにて葛城山の山頂エリアは、ひと通り巡る事ができただろう。

秋には紅葉、春には桜といった季節による色の移り変わりと共に、標高452mの山の上から眺める
富士山や駿河湾の絶景。これらを手軽に楽しめるのも、1962年に開業したロープウェイの功績だ。

2022年の4月には期間限定で初となる夜間営業も行われたので、最後にその時の様子を見ていこう。

FILE:4へ戻る  夜間営業へ進む

【葛城山】伊豆パノラマパーク FILE:4 山頂展望広場

2022-10-21 15:15:15 | 史跡・観光・他
葛城山の頂上を目指して、碧テラスより山頂天望コースを登っていく。

かつらぎ茶寮の裏から階段を上って進むと、富士見の足湯があらわれる。
ここでは足湯に浸かりつつ、葛城山からの景色を堪能することが可能だ。

入浴料金は無料。入浴後に足を拭くものを持っていなくても、タオルまたは
足が濡れないように履くビニールソックスが各100円で売られているため安心。

山頂へは、この足湯の手前から階段を上っていけば到着となるが、上らずに
足湯を通り過ぎると、山頂を北側から迂回する富士見ルートという道もある。
また山頂までは簡易的なスロープ(段の隅がコンクリートで埋められている)の
ルートもあるので、車椅子や乳母車でも行くことが可能。(押す人は大変だが)

標高452m、葛城山の山頂展望広場へ到着。中央に建てられた三角点を堺にして
登ってきた東側に木製の山頂展望台、反対の西側に源頼朝公ブロンズ像がある。

展望台の隣には、記念撮影用のフォトフレームも有り。コレが設置された2020年は
まだ伊豆パノラマパークへと名称変更される前の、かつらぎ山パノラマパーク時代。

葛城山の展望台から眺める、360度のパノラマ風景。北側は富士山を正面に
展望デッキから眺めた時よりも、より伊豆の国市周辺の街並みがよく見える。


反面、南側には天城山方面の山々が連なっているが・・・

こちらの景色は、この後に訪れるさえずりの丘展望台からの方が
よく見えるので、またそちらへ行った時に改めて眺めるとしよう。

そして山頂展望広場には、三角屋根の小さな建物もある。
以前は、この建物が売店として使われていたのだろうか?
そんな建物のすぐ前にあるのが、葛城山の二等三角点だ。

源頼朝公 鷹狩りの像は、四方を方位が刻まれた石碑によって包囲されていた。

山頂展望広場の周辺一帯には、ツツジや桜の木が数多く植えられているので
これらが花を咲かせる春に訪れた方が、より美しい景色を堪能できるだろう。

FILE:3へ戻る  FILE:5へ進む

【葛城山】伊豆パノラマパーク FILE:3 葛城神社

2022-10-15 11:11:11 | 史跡・観光・他
葛城山の碧テラスから、先のエリアへと進んで行こう。

葛城山の山頂エリアは、大きく分けて3つのポイントに分類される。
まずは、ロープウェイの駅がある碧テラス(Point A)より始まって
山の頂きとなる山頂展望広場を中央に、それを越えて更に西へ進めば
さえずりの丘展望台へと辿り着く。距離にして、約300mの道のりだ。

Point Aから、山頂の反対側にあるボードウォークのスタート地点(Point B)までは
いくつかのルートに分かれている。かつらぎ茶寮の脇から始まる山頂展望コース
山頂を経由する道で、そのスタート地点の木陰には、萩原麦草の句碑が隠れていた。

残りの2ルートは、いずれも山頂の南側を迂回して進む道となる。
葛城神社の横を通って進む天城コースが、Point Bまで最短の155m。

天城コースと並んで、もう1段下を通っているのが、小鮒釣りしでお馴染み狩野川コース

こちらの道は、丸太アスレチック広場を通る以外は、ほぼ天城コースと
変わらないのだが、距離は180mと他のコースよりも少し長くなっている。
(案内板を見ると、アスレチックを更に外側から回り込む道もあるようだ)

アスレチックは全部で3エリア設けられており、けっこう規模が大きい。
まあ一番のアスレチックは、自分の足で山を登ってくる事なんだろうが。
そんな丸太アスレチック広場は、小坂みかん園方面への下山口も兼ねる。

葛城神社の鳥居の先には池があり、その上に掛かった橋を渡って社へ。
橋の上からウッドデッキの方に見えるのは、フラワークラフト花富士

2つ目の大きな鳥居をくぐると、社が祀られているエリアへと到着。
無人販売のおみくじの他、絵馬掛けや、葛城神社再建記念碑もあり。

ちなみに山の名前が葛城山となったのも、この神社から由来している。→神社の解説

山頂展望コースの一部は、この神社の方へ分岐しており、こちらはスロープの道になる。
そんなルートから神社の裏へ進むと、コンクリートで作られた巨大な下駄があらわれた。
これは伊豆長岡温泉の旅館で使われていた下駄を供養するための、下駄供養塚だそうだ。

FILE:2へ戻る  FILE:4へ進む

【葛城山】伊豆パノラマパーク FILE:2 碧テラス

2022-10-12 15:15:15 | 史跡・観光・他
ロープウェイに乗ってやって来た、葛城山の山頂エリア。 →地図←
駅から出た一帯は、碧テラスというウッドデッキが整備されている。

また山頂駅には、葛城珈琲というコーヒースタンドも併設。
ここでは、ドリップコーヒーを始めとした各種ドリンクに、
コーヒーソフトや、伊豆ブラックカレーも販売されている。

建物内には立ち飲みテーブルがあるが、注文自体は外のカウンターで行う形だ。
山頂エリアで唯一のトイレも、この葛城珈琲の建物裏にあるので覚えておこう。

そして、もう1店。ウッドデッキの向かい側に、かつらぎ茶寮という
喫茶店もあり、フードメニューにおいては、こちらが充実している。

店内には、いくつかのテーブル席、カウンター席が設けられているけれど...

屋外にも2段のカウンター席があるので、どうせなら景色の良いこちらの方がオススメ。
あと奥に、プライベート ガゼボという事前予約制の個室もある。こちらは平日3,000円。
土日祝日3,500円で、最大5名まで(ペット不可)が45分間利用できるという、VIP席となる。

それら以外にも、水盤の向こう側(斜面の手前)にソファが設置されていたり。

1ドリンク制で利用する事ができる、ザ・ウォーターラウンジなど。
碧テラスの様々な所で、くつろぎながら景色を堪能する事が可能だ。

かつらぎ茶寮にて注文した、伊豆わさび飯(500円)と、ぐり茶(450円)。
ソフトクリームは片手が塞がるため、食事と一緒に注文しない方が吉。

他にも、葛城珈琲や、かつらぎ茶寮では季節限定メニューも登場するので
一年を通して、その季節にちなんだフードやドリンクを楽しむ事ができる。

そんな碧テラスのウッドデッキ中央には、台形の水盤が陣取っている。
この水盤は、正面にそびえ立つ富士山を映し出す水鏡になるのだが・・・

この逆さ富士を見るのが、なかなかに難しく、見れたらラッキーなくらいか。

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【葛城山】伊豆パノラマパーク FILE:1 ロープウェイ

2022-10-09 12:34:56 | 史跡・観光・他
伊豆の国市の南西にそびえる標高452mの山、葛城山→地図←

その山頂一帯は、伊豆パノラマパークという公園として整備され
ふもとからロープウェイに乗って、7分ほどで登ることができる。

沼津より国道414号線を南下して行くと現れる、伊豆パノラマパークロープウェイの山麓駅。
伊豆縦貫自動車道を利用してアクセスする場合は、伊豆長岡ICで降りればすぐ目の前に出る。

山麓駅の建物は、1階がチケットカウンター兼、お土産物売場。ロープウェイの料金は
往復で大人1人2,400円。(前日までに申し込めるWeb前売り券を利用すると、400円引き)
また片道のみの場合は、大人1人1,600円。年間パスポートも、12,000円で販売している。

ロープウェイの乗り場は、建物の2階。昇仙峡や、箱根駒ヶ岳ロープウェイのような
各々のレーンを専属のゴンドラが往復する交走式では無く、いくつものゴンドラが
ぐるぐると回り続ける循環式のロープウェイなため、発車時刻を気にせずに乗れる。

ソーシャルディスタンスを保てるのも、このタイプの良いところ。
ゴンドラの定員は6名で、ペットの犬や、車椅子の乗り込みも可能。
1号機の先にあるのが40号機なので、おそらく全40台なのだろう。

営業時間は夏季が9:00~17:30、冬季が9:00~17:00。(上りの乗車は30分前まで)
桜の季節などには夜間営業も行われる事があり、その際は20:00まで延長される。

ゴンドラが駅から射出される時や、駅へと到着するさいには、けっこう大きく揺れる。
山麓駅の前には伊豆縦貫自動車道が横切っているので、まずその上を通過してスタート。

葛城山の山頂駅までは、片道およそ1,800mの空中散歩。山に向かって
右側が上り、左側が下りのレーンとして反時計回りにゴンドラが循環。

振り向けば伊豆の国市の街並みから、韮山峠方面の山並みが広がる。
山頂までには、いくつかの谷を越えて登って行くが、これが大迫力。
山麓から自力で登山するとしたら、かなり大変な思いをするだろう。

関連動画:葛城山から下る高低差411mのロープウェイ

そんな400m以上の標高差すら物ともしない科学の力の大勝利で、山頂駅に到着した。
天井で回り続ける巨大な滑車。到着したゴンドラは、そのまま下のレーンへ運ばれる。

山頂駅の外には展望デッキがあり、駅から出た瞬間に絶景が広がっていた。

葛城山の展望デッキから眺める、パノラマの景色。

天気が良ければ正面の愛鷹連峰越しに、富士山が頭を覗かせている。
駿河湾は沼津港から、田子の浦港を越えて、清水の辺りまで見えた。

FILE:2へ進む

【閲覧注意】東京ソラマチ スペース634 キモい展2022 FILE:3

2022-09-30 15:44:36 | 史跡・観光・他
東京ソラマチの5Fにある、スペース634で開催されていた、キモい展2022。

最後は展示されていた生物の中でも、最も今回のテーマに沿っているであろう
虫の仲間を見ていこう。(ミルワームと、カメムシは、すでに掲載したけれど)

世界三大奇蟲コーナーにて展示されていた4種類の生き物の内、ウデムシの仲間
奥の方にいて、よく見えず。また、テキサスジャイアントビネガロンにいたっては
そもそも姿を確認する事すらできなかったため実際に見る事ができたのは2種のみ。

その見る事ができた貴重な1種が、蜘蛛のような見た目をした、ヒヨケムシ
ヒヨケムシ オオムカデ
そして、もう1種は...オオムカデ。いや、よりによって何処にでも生息しているお前かい!
確かに、テーマ通りの生き物ではあるのだが。言うなれば『やつは四天王の中でも最弱!』

気を取り直して。ウンココーナーより参戦したのは、タマオシコガネフンコロガシとか
スカラベとも呼ばれ、エジプトでは神聖な甲虫としてピラミッドの壁画にも描かれている。
タマオシコガネ スキニーギニアピッグ
さて最後のエリアを目前に、箸休めとして、スキニーギニアピッグが登場だ。
体毛遺伝子変異によって、ほとんど体に毛が生えていないというモルモット。
逆に鼻の上には毛が残っているので、そのアンバランスさが面白い生き物か。

とまあ、キモい展唯一のオアシスを過ぎ、いよいよ最後のエリアへ。
最後は...みなさーん、お待ちかね!Gのコーナーへ、レディーゴー!

ここから先が、おそらくキモい展の真骨頂。
登場する6種すべてが、ゴキブリの仲間だ。

まずは、ゴキブリ界のテントウムシこと、ドミノローチ
羽に白い斑模様が入り、ゴキブリ特有のギトギト感も無いため意外と可愛いぞ。
ドミノローチ アルゼンチンモリゴキブリ
そんなドミノローチと並んで人気なのが、アルゼンチンモリゴキブリ
こちらは動きが遅く、壁を登ったりもできないため飼育し易いようだ。
オスには長い羽があるそうなので、画像の個体は羽の短いメスの方か。

世界最大級のゴキブリの仲間からは、ヨロイモグラゴキブリと・・・
ヨロイモグラゴキブリ マダガスカルオオゴキブリ
マダガスカルオオゴキブリ。どちらも体長80mmほどにまで成長する。
特にヨロイモグラゴキブリは体重も35gに達する重量級のゴキブリだ。
(展示されていた個体は、まだそこまで大きくは無かったけれど)

さらに、もう1種。世界最大級のゴキブリとしてブラベルスの仲間が居た。
こちらは白い羽に、黒い模様が入っているのが特徴的で、種類によっては
模様がドクロに見えるらしい。警戒すると干し椎茸のような臭いもだすぞ。
ブラベルスの仲間 ゴキブリタワー(トルキスタンローチ) キモい展2022 おみやげコーナー
出口の間際に設置されてあったのは、ゴキブリタワー。ケース内に建てられた木の幹から
地面にも無数のトルキスタンローチが群がり、まさにキモい展の大トリに相応しい一品だ。
こういう光景を見ていると、虫という漢字よりも蟲という旧字の方が合っている気がする。

ゴキブリコーナーから脱出すると、ふれあいゾーンなる小部屋があったのだけれど
こちらは火・木曜日限定のイベントだった。(触れ合いたいかは微妙なところだが)

ふれあいゾーンから外へ出ると、受け付けの裏にあたる土産物売場に到着。文具や
ヌイグルミなどと共に、昆虫食が数多く用意されているのも、キモい展特有だろう。
『迷ったらコレ!』(迷うというより、むしろ血迷うでは?)というオススメ品の中に
タガメエキス0.3%配合の、タガメサイダーなる物もあった。大丈夫、迷わないから!

以上をもって、キモい展2022東京会場めぐりは、すべて終了となる。

普段より動物園や水族館へ訪れている自分としては、けっこう見慣れた生き物が多かったけれど
苦手な人からしたら本当に地獄のような光景を味わう事ができるだろう。また、スペース634では
この様なイベントが頻繁に開催されるので、東京スカイツリータウンへ訪れる際は要チェックだ。

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【閲覧注意】東京ソラマチ スペース634 キモい展2022 FILE:2

2022-09-28 09:11:22 | 史跡・観光・他
キモい展2022東京会場にて展示されていた生き物、続いて爬虫類たち。

前半のエリアにて。まず登場したのが、鮮やかな緑色のオオアオムチヘビ
細長い体で木の枝に擬態しているとの事だが、どちらかと言えばツルだな。
オオアオムチヘビ ヨーロッパアシナシトカゲ
そんなムチヘビと並んで展示されていたのが、ヨーロッパアシナシトカゲ
こちらは四肢が退化して無くなったトカゲの仲間で、ヘビには見られない
まぶたや耳の穴といったトカゲの特徴を備えている。危険が迫った際には
尻尾を切り落として逃げる事ができるのも、トカゲが持った性質の1つだ。

あと同じように手足が退化した生き物として、ミズアシナシイモリも居た。
こちらは爬虫類ではなく両生類だが、水底の岩の下に隠れていたため割愛。

後半のウンココーナーでウンコと共に展示さていた、マレーアカニシキヘビ
マレーアカニシキヘビ セイブシシバナヘビ
さらに、ヘビはもう1種。中間地点に設置されていた、臭い生き物のコーナーにて
セイブシシバナヘビが登場。このコーナーでは、このヘビが危険を感じた際に放つ
くさい液のにおいが瓶の中に再現されており、実際に嗅いで体験する事ができる。

同様に、もう2種。ニオイガメの仲間と、カメムシの仲間も並んで展示されていた。
ニオイガメの仲間 カメムシの仲間
もちろん、これらの臭いも体験する事ができるのだが、このコーナー用に
設けられたエリアが狭いことも相まって、カオスな空間が誕生してしまう。

最後は、そんな臭いコーナーを抜けた先にある、ウンココーナーから再び。
パーカーナガクビガメ レッドテグー
あっちを向いてしまっているパーカーナガクビガメと、眠たそうなレッドテグー
レッドテグーに関しては、ウンコだけではなく、脱皮殻も一緒に展示されていた。

といった感じで、キモい展で展示されていた爬虫類系の生き物は、これにて終了。
ラストとなる次パートでは、いよいよこの展示の真打ちとなる、蟲たちが登場だ!

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【閲覧注意】東京ソラマチ スペース634 キモい展2022 FILE:1

2022-09-25 13:01:33 | 史跡・観光・他
東京スカイツリータウンイーストヤードの建っている、イーストタワー
その5Fフロアの一角に、スペース634という多目的ホールが存在している。

スカイツリーの展望デッキから降りた後は、そのまま連絡ブリッジを通って
道なりに進んでいくと到着する、このホール。スカイツリータウンが開業した
2012年当初より、この10年間に渡って、さまざまな催し物が披露されてきた。

そんな数多のイベントの中から今回は、2022年6月4日~7月18日に
開催されていた、キモい展2022というイベントを見に行ってきた。

実は少し前にも、キモかわいい展なるイベントがここで行われていたのだが
キモい展は、その名の通り、キモさの方に特化した生き物がメインのようだ。
そのため閲覧注意という事で、前置きを長く取っている事をご理解頂きたい。

入場料金は、大人1人900円。子供1人700円。
開催期間前に販売されていた前売り券ならば、この金額から100円引きだった。

スペース634内部は、L字型にホールが続いている。入口から真っすぐ正面に
受け付けがあり、そこから左側へ曲がる形で、展示エリアの方へ入っていく。

生き物が展示されているエリアの方は最小限の照明しか設置されておらず
真っ暗な空間が続いていた。そんな闇の中、まず最初に来場者を出迎えて
くれたのは、床に映し出されたミルワームのプロジェクションマッピング。

もちろん本物も展示されている。正式名称は、ツヤケシオオゴミムシダマシ(の幼虫)。
黄金色の見た目は某おかきのようで美味しそうだが、けっこう独特の臭いがしていた。

そんなワームの展示を過ぎると、次に現れるのはキモいトンネル。こちらでは
狭められた道の左右に、チャグロサソリの入った水槽が並んで展示されていた。
正直、サソリがキモいのかは判断しかねるが、苦手な人は避けて進む事も可能。

続いて、命がけのかくれんぼ!と称して、3つのカエルの水槽が並んで現れた。

ここで展示されていたのは、キオビヤドクガエルに、サビトマトガエル

そして、鳥の糞とも称されるマダラアマガエルの仲間の3種類。

さらに、そこから角を曲がった先にも、コケガエルの水槽があった。

カエルの仲間は後半にも、イエアメガエルが展示されていたが、こちらは
ウンココーナーとの事で、天敵であるヘビと共にウンコも展示されている。

次のパートでは、そんなヘビを含む爬虫類の仲間を中心に見ていくとしよう。

連絡ブリッジへ戻る  スカイツリー目次  FILE:2へ進む

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