世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

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東京スカイツリータウン 4Fスカイアリーナ/5F連絡ブリッジ

2022-09-14 12:52:53 | 史跡・観光・他
東京スカイツリーのメインエントランス前にある広場、スカイアリーナ

スカイツリーへの入場は勿論、ソラミ坂を上ってすみだ水族館へと向かう際にも
通る事となるこの場所は、夏は盆踊りの櫓が。冬にはスケートリンクが設置される
等、一年を通して様々な行事が開催されるイベントスペースとしても使われている。

そんなスカイアリーナの隅。1階層上に掛かっているのが、連絡ブリッジ
スカイツリーへの入口は4階にあるが、降りてきた際は5階に到着するので
この通路を通る事で、イーストヤードの方へスムーズに戻ることが可能だ。

また連絡ブリッジは壁の大半がガラス張りになっているため眺めも良く
目の前のスカイアリーナは勿論、反対側には1階にあるソラマチひろば
その脇を流れている北十間川なども見下ろせるほど開放感に溢れていた。

そんな通路の途中では、ソラマチ内のお店で販売されている商品のサンプルも展示。
スカイツリータウンへは、かれこれ4回ほど訪れているけれど、ポケモンセンター
ジャンプショップは利用した事がないな。(そもそも有ること自体を知らなかった)

ちなみに、スカイアリーナの隅にも、カービーカフェというお店がある。現在は
コロナ対策のため食事は予約制になっているようなので利用する際は気をつけよう。


そんなカフェ前の植え込みには、東京スカイツリーの公式キャラクター
ソラカラちゃんテッペンペンスコブルブルたちの姿も確認できるぞ。

タワーヤードから連絡ブリッジを経て、イーストヤードの方へ移動すると
ちょっとした展示スペースがあり、アウトドアに関連したモビリティ商品の
ショールームとして使用されていた。またその正面には、こどもの湯という
巨大なボールプールもあったが、どちらも既に閉店して改装中となっている。

そのままイーストヤードを奥へ向かって進むと、スペース634というエリアまで到着。
スペース634前の広場には、スカイツリーの写真と共に何故かウルトラマンのパネルが。

どうやら、ウルトラマン ニュージェネレーションワールド IN 東京ソラマチという
イベントが少し前までスペース634で行われていたらしく、これはその時の名残りか。
(この時スペース634で行われていたイベントも、ある意味、怪獣みたいな物だったが)

ちなみに、パネル左のウルトラマンZの身長が52m。右のウルトラマントリガーの
身長が53mらしいので、縦に12人並ぶとスカイツリーと同じくらいの高さになるな。
そう思うと、東京スカイツリーの634mという全長が、いかに高いのか分かるだろう。

ジョジョツリーへ戻る  スカイツリー目次  スペース634(閲覧注意)へ進む

東京スカイツリータウン 8F ドームガーデン

2022-08-01 21:21:21 | 史跡・観光・他
東京スカイツリータウンの、イーストヤード8階に位置するドームガーデン

アクセスには、イーストタワーの地下3階から繋がっているエレベーターか
あるいはエスカレーターを利用する事となり、また同階には千葉工業大学の
キャンパスが。さらにもう1つ上の9階には、郵政博物館なども存在している。

なおドームガーデンが利用できるのは、東京ソラマチの営業時間と同じ
10:00~21:00までで、その時間外は出入口の自動ドアが閉ざされている。
ドームガーデン出入口 ドームガーデンからの眺め
イーストタワー8階から外へ出ると、とうきょうスカイツリー駅から続いている
東武伊勢崎線が目の前に見えた。と言うか、この庭から見えるのはこれくらいか。

ドームガーデンという名称が示す通り、庭の半分には半球体のドームが鎮座している。
これはコニカミノルタプラネタリウム天空の屋根で、その隣にもう少し規模の小さい
芝生広場もあるが、そちらは2021年の春からグランピングのバーベキュースペースに
利用されるようになり、ファームガーデンの方でも見たテントが3つ設営されていた。
プラネタリウム天空ドーム ドームガーデン側のエレベーター乗場
そしてドームの前には、この庭のもう1つの出入口が存在する。こちら側の
エレベーターは、ソラマチの1階から、この8階ドームガーデンを繋いでいる。

ドームガーデンから見上げる、東京スカイツリーと、イーストタワー。

イーストタワーに反射して映し出されたスカイツリーの姿が、これまた味がある。

スカイツリーや、イーストタワーが大きいので、あまり実感が無いのだが、一応ここも
ビルの8階なのよね。景色がほとんど望めないので余計に忘れがちになってしまうけれど。

スカイツリーから見下ろすドームガーデン:東京スカイツリー 天望デッキ フロア345

ファームガーデンへ行く  スカイツリー目次  スカイツリーへ行く

東京スカイツリータウン 5F ファームガーデン

2022-07-30 15:14:13 | 史跡・観光・他
東京スカイツリータウンの中に、いくつか整備されてある屋外広場。

その中で、ウエストヤードの5階。すみだ水族館の入口から
すぐ隣に設けられているのが、このファームガーデンとなる。

以前、水族館へと訪れた際には、とくに注目する事のなかった場所なのだが
スカイツリーの営業開始時刻をまつ時間つぶしを兼ねて、改めて訪れてみた。

ファームガーデンの規模は、それほど広く感じられないけれど
貸し切りにすれば最大60名までを収容できる程度はあるようだ。

また、2019年の夏には、グランピング施設もオープン。それ用に
設置された5つのテントが、広場の片隅に並んでいる光景が印象的。

そして、ファームガーデンという名称が示している通り
広場の一角にソラマチファームという、おいも畑もある。

まるでラピュタのロボット兵を思い起こさせる、人型のオブジェクト。

この畑は、JAなめがたスカイツリー出張所の名も冠しており
らぽっぽファームの、おいも株オーナー制度の返礼品となる
いばらきゴールドという品種のサツマイモが育てられている。

そんな畑の裏から眺める景色は・・・とくに良いものでも無かった。
まっすぐ西の方には、アサヒグループビルの間から覗くフラムドール
それらの右側に並び立っているビルが、この地域を司る墨田区役所だ。

またすぐ足元には東武スカイツリーラインの、とうきょうスカイツリー駅もあるが
乗り継ぎの関係から自分はいつも押上駅の方を利用しているため、スカイツリーの
名前が付いている割には、なかなか利用する機会に恵まれない駅といった印象だ。

東京ソラマチの営業がスタートする午前10:00までは、一部を除いて屋内施設は利用が
できないので、ソラミ坂から上って来れるこのファームガーデンは貴重な休憩所だろう。

スカイツリーへ戻る スカイツリー目次 すみだ水族館へ入る ドームガーデンへ行く

【水晶街道➡】昇仙峡ロープウェイ【➡羅漢寺山】

2022-07-08 14:02:02 | 史跡・観光・他
昇仙峡ラインより羅漢寺山の頂上までをつないでいる、昇仙峡ロープウェイ

1964年のオープンから、すでに60年近くが経とうとしている観光名所だが
およそ5分で標高1,058mの山へ登れるという、お手軽登山スポットである。

山梨県道7号甲府昇仙峡線(昇仙峡グリーンライン)の途中、荒川に掛かる新静観橋を
渡った先で左折して水晶街道へ入ると、すぐに山麓の乗り場である仙娥滝駅に到着。
昇仙峡ロープウェイ 山麓駅 福仙人の音楽隊
ロープウェイの建物前では、羅漢寺山の守り神とされるフクロウをモチーフとした
福仙人の音楽隊が出迎えてくれた(池袋に似たようなやつが居なかったっけ?)。また
初代1号機ゴンドラふじを改装して作られたオールリ号も、隅の方で展示されている。

ロープウェイのチケットカウンターがある建物1階。ここでは各種お土産も販売。
昇仙峡ロープウェイ チケットカウンター 黄金のヤマメ(アマゴ)
日本で初めて誕生したという、黄金のヤマメ(アマゴ)も展示されていた。

チケットカウンターからロープウェイ乗り場へ続く順路は、建物裏からいったん外へ。
乗り場は建物の2階にあるが、バリアフリーにはなっていないため、階段を上っていく。
ロープウェイ乗り場へ続く順路 昇仙峡ロープウェイ 黄金池
また階段から手前には、黄金池という池が設けられた小庭がある。
鳥居や、七福神の像に加え、巨大な鯉の石像まで祀られた池だが
何より頭上に掲げられたパワースポットという看板の主張が強い。

そんな池の中を覗くと、我先にと餌を求めて群がってくる大きな黄金鯉たち。
2013年の大雪で、創業当時から居た鯉たちが全滅してしまった事を切っ掛けに
現在の池へと改装され、この金色の鯉たちもその時から飼育されているようだ。
ちなみに鯉の餌に加え、七福神みくじや、願かけ鈴がここで販売されているが
各種おみくじや鈴は山頂の方でも色々売られているため慌てて買う必要は無い。
黄金池の黄金鯉 昇仙峡ロープウェイ 2号機
ロープウェイは、左右のロープそれぞれで独立したゴンドラが行き来する構造。
向かって左側が1号機のふくちゃん。右側が2号機のゆめちゃんのレーンになる。

乗車料金は、大人往復1,300円(片道700円)。子供往復650円(片道350円)。
ペットは小型・中型犬に限り、抱っこをすれば往復300円で乗車可能だ。

通常は20分毎。すなわち、1時間に3本が運行されているが、利用者の多いときは
15分間隔に変更されるようだ。ちなみに乗車定員は46名との事だが、20人くらい
乗った時点でだいぶ密集感が生まれるので、混み合っている時の利用は避けたい。

1号機、2号機は、それぞれ反対の駅から出発するため、必ず途中ですれ違う事になる。
羅漢寺山の中腹にて、ふくちゃん、ゆめちゃんの一時のランデブーと言ったところか。
昇仙峡ロープウェイからの眺め 昇仙峡ロープウェイ 山頂駅
ゴンドラ内で案内アナウンスを聴いていると、あっという間に山頂駅へと到着。

山頂パノラマ台駅のロープウェイ乗り場からは、眼下に荒川ダムを一望できる。
昇仙峡ロープウェイ 1号機 ロープウェイ乗り場から眺める荒川ダム
もちろん、こちらの駅も乗り場への行き来には階段を通らなければならない。
というかむしろ、こちらの階段の方が、仙娥滝駅よりも長いくらいだからな。

関連動画:仙娥滝駅からパノラマ台駅へ5分の空中散歩

水晶街道へ戻る  羅漢寺山へ進む

昇仙峡 仙娥滝【日本の滝百選】

2022-06-08 21:55:00 | 史跡・観光・他
滝上エリアから階段を下って、荒川に掛かる仙娥滝へと行ってみよう。

滝上エリアの最後にある、ガラス瓶インテリア製作のお店。手づくり倶楽部ほたる
その先から道は下りの階段へと変わるが、この堺に金櫻神社の大きな石鳥居がある。
滝上エリアの金櫻神社鳥居 布袋の願い三度まで像
また鳥居の足元には、布袋の願い三度までという布袋尊を象った石像も祀られていた。
3つの福を呼ぶとされる布袋様に、願い事を書いた3枚の願札を貼って祈願するそうだ。

そんな布袋尊と並ぶようにあるのが、叶仙人洗い銭。こちらは銭洗弁財天のようなものだが
池の中にある水鉢に50円を入れて祈願すると、その願いを蛙の仙人が叶えてくれるとか何とか。
叶仙人の洗い銭 仙娥滝へ続く階段
そして下りの階段へ。もちろん帰りはここを上り返す事になるので、そう考えると足が重い。

階段を下っていくと右手側に切り立った沢が現れるが、その前に昇仙峡総合案内板があった。
描かれた範囲は先程の物と同等だが、こちらの方が少し情報量が多い?見やすいかは別だが。
昇仙峡総合案内板 日本の滝百選 仙娥滝
そして姿を表した仙娥滝。落差は30mほどで、荒川の本流に掛かっているため水量も豊富。
日本の滝百選にも認定され、駐車場から歩いて5分で見に来れる点からも訪れる人は多い。

仙娥滝より、さらに荒川を下流へ向かって進んでいくと、昇仙橋から川の対岸へ道が続く。
道の上を覆う岩をよく見ると、ヒビのいたる所に1円玉が差し込まれていた。安全祈願か?
仙娥滝から昇仙橋へ続く道 昇仙橋から眺める渓谷 昇仙橋から眺める渓谷
昇仙橋から眺める、昇仙峡のシンボル覚円峰グリーンラインから眺めた時とは逆側だ。
また橋の対岸側の山の中には、めまい岩天狗岩も有るようだが具体的な事は分からず。

このまま荒川沿いに遊歩道を下っていくと、前に歩いたエリアの方へ続いているのだけれど
現在は落石の恐れがあるため石門の先が通行止めとなっており、こちらから進む事は不可能。
という訳で今回は、ここで引き返す事にしました。また復旧してから改めて訪れるとしよう。
昇仙橋前の東屋 橋本屋のイワナ水槽
ちなみに遊歩道から川を覗き込むと、ヤマメイワナが泳いでいる所を見られるらしいが
探しても見つからない場合は、橋本屋の店先にある水槽でイワナを見て帰ると良いだろう。

滝上エリアへ戻る

昇仙峡 滝上エリア

2022-06-05 22:00:00 | 史跡・観光・他
ロープウェイの山麓駅より、水晶街道を南下して静観橋の方までやって来た。

昇仙峡グリーンラインへとつながる静観橋の手前にある、お食事処。橋本屋
その建物の間が、仙娥滝へと続く遊歩道の入口となっており、こちらへ進む。
水晶街道 仙娥滝入口 水晶街道 橋本屋と大黒屋
橋本屋の隣にある大黒屋では、ソフトクリームが20種類の味から選べ、
350円というお手軽価格!さらに、それらとは別にプレミアムソフトも
500円で販売しているようで、暑い時期に訪れたら重宝しそうなお店だ。

さらにもう少し進むと、建物の窓を塞ぐように水晶街道のご案内図が貼られていた。
ここは手打ちうどんの松田屋だったようだが、すでに閉業してしまったのだろうか?
水晶街道ご案内図 水晶街道ご案内図
この案内図も、いつ製作された物なのかは不明なため現在と状況が異なるかもしれないが
新名所としてクリスタルファウンテンが記載されていたので、そこまで古い物でも無いか。

そんな案内図が貼られた建物から向かいには、巨大な水晶玉が祀られた昇玉堂があった。
お堂の中には、武田信玄をモデルにした武田不動尊も鎮座している。巨大な球体を見ると
ナメック星のドラゴンボールを大きさの引き合いに出してしまうのは我ながら如何な物か。
滝上エリアの撮影スポット 昇玉堂の鈴結び
ここでは水晶絵馬の加え、鈴結びという願掛けが行われているとの事。また、どう見ても
カップル用に設置されたであろう記念撮影用の椅子もあるが、もちろん1人で使っても良い。
というか実際に1人で中央に座って撮影しているブレイブハートを持ったオッチャンが居た。

さらに、この滝上エリアには昇仙峡おもかる石なるものが、2つ存在する。
最初に石を持ち上げて重さを覚え、次に願いを込めて再び石を持ち上げる。
その際に、1度目よりも石が軽く感じると、込めた願いが叶うというアレだ。
昇仙峡おもかる石 紅水晶 昇仙峡おもかる石 ヒスイ
ハート型に磨き上げられた紅水晶に、球体の翡翠...って、ヒスイはインド産かい!

同様に、願いを込めて池の中に置かれたお皿に宝石を投げ入れる、八珠願いなる物も。
こちらは七福神それぞれに願いの分野が決まっており、最後に中央にある第8のお皿に
水晶玉を奉納して完成となる。使用する宝石(願い石)は、カプセルトイで販売している。
普通の石ではなく、宝石を投げて祈願するという辺りが、水晶街道らしいブルジョワ感。
滝上エリア 八珠願い 水晶発祥の地 昇仙峡
八珠願いの池の隣りにある仙人茶屋では食べる水晶玉(いわゆる水信玄餅)
も販売しているので、興味があればチャレンジしてみるのも良いだろう。

水晶街道へ戻る  仙娥滝へ進む

昇仙峡 水晶街道

2022-06-02 20:06:02 | 史跡・観光・他
昇仙峡へは、2008年に昇仙峡グリーンラインから金櫻神社荒川ダムへと訪れ、
2012年には昇仙峡ラインを歩いたが、それからも既に10年が経とうとしている。

3度目となる今回は、ロープウェイに乗るのが主な目的だが
ついでに水晶街道から仙娥滝の方も見て回った。 →地図←

昇仙峡ロープウェイの山麓駅の隣にある、水晶宝石博物館クリスタルサウンド
ここでは甲府の特産品である水晶を始めとする、様々な鉱物が展示されている。
水晶宝石博物館クリスタルサウンド クリスタルサウンド出入口
建物前の乙女の泉に鎮座する、600万Ct・12tの巨大な水晶がまず目を引くが
入口の前にも、巨大な木彫りの鷲(鉱物じゃ無いけれど)がありインパクト大。
なお入館は無料なので、観光がてらに気軽に立ち寄れるのも良いポイントだ。

内部では世界中から集められた珍しい鉱物や、パワーストーンなども展示されているが
中でも特に興味を惹かれたのが、川中島の戦いが再現された宝石立体像(川中島の合戦)
川中島の合戦 宝石立体像 川中島の合戦 宝石立体像
すげぇあの御館様...座りながら戦ってる...で、お馴染みの武田信玄(当時41歳)と、
騎乗の上杉謙信(当時32歳)の対峙を、600万Ctにおよぶ様々な宝石で再現している。
制作には6人の職人が、2年半を費やしており、その力の入れようが窺える一品だ。

この他にも館内には、大きな水晶を祀る水晶宮を乗せた御神輿があったり。
2階ミュージアムショップにてオリジナルジュエリーの販売も行われていが、
この辺りは水晶街道と言うだけあって、他にも宝石を取り扱っているお店が
多数存在しているため、全て見ていたらそれだけで日が暮れてしまうだろう。

クリスタルサウンドの向かいにある、お食事処山都の店頭にも紅水晶で作られた
菩薩像があるが、この大きな水晶も、ここでは数ある内の1つなのだから驚きだ。
紅水晶で彫られた菩薩 クリスタルファウンテン入口
続いてあらわれた公園の入口アーチにも、大きな水晶が吊り下げられていた。
こない?こない?こない?上から降ってこない?

公園内部には、2019年に完成したというクリスタルファウンテン(水晶噴水)がある。
昇仙峡名所案内 クリスタルファウンテン
元々は昭和35年に、甲府駅南口に街のシンボルとして作った噴水だそうだが
駅前の整備にともなって撤去されてしまったものを、改めて蘇らせたとの事。

そして、縁結び・子授け・和合繁栄・商売繁盛・交通安全といった
ご利益があるという、夫婦木姫の宮(夫婦木神社)も祀られていたり。
夫婦木神社 影絵の森美術館へと続く橋
荒川の対岸にある影絵の森美術館へ渡れる橋が掛けられていたりと
水晶街道を南へ進んでいくと、様々なものが現れて話に尽きない。

ロープウェイへ戻る  滝上エリアへ進む

長浜城跡 FILE:5 田久留輪

2022-05-24 23:24:25 | 史跡・観光・他
腰曲輪Aより、第一曲輪を回り込む遊歩道を進んで、長浜城の反対側へ。
この遊歩道は、曲輪J・曲輪Kという、2つの曲輪の跡に整備させたもの。

曲輪Kには、重須地域側へと降りられる階段が設けられているが
その階段から少し先の行き止まりにも、解説版が1つ建ててある。
ちょうど第二曲輪にあった堀切から土塁の外側にあたる位置だ。
長浜城跡 曲輪K 長浜城跡 竪堀の解説
堀の分類で、尾根を登ってきた敵を防ぐものを堀切。
山の斜面を横に進んできた敵を防ぐものを竪堀という。
といった内容が、ここの解説版に記されていた。

曲輪Kから眺める、重須地域。眼下に広がる田久留輪の跡は
重須側ガイダンス広場として整備され、巨大なヒラメがいる。
長浜城跡から眺める重須地域 ガイダンス広場の安宅船原寸大模型
これはヒラメでも無ければ、もちろんカレイでも無く、安宅船原寸大模型
当時の主力軍船だった安宅船を実寸(長さ24.3m、幅9.7m)で平面表示した物。

昔は今よりも海が内陸に入り込んでおり、この辺りは軍船の係留所になって
いたらしく、それになぞらえて軍船のガイダンスが行われているという事だ。
長浜城跡 田久留輪 重須側ガイダンス広場の解説
北条水軍と安宅船の解説 北条水軍と安宅船の解説
安宅船について書かれた資料から、安宅船よりも小さく速度の早い小早船
北条水軍(伊豆水軍)に、駿河湾海戦の説明も、この広場にて記されていた。

また隅の方には、発掘調査で見つかったという戦国時代の石積みの
一段目のレプリカもある。いやもうそれ、ただ石を置いただけやん!
長浜城跡 発掘調査で見つかった石積み 長浜城跡バス停
そして長浜城跡のバス停。1時間に1本以上運行しているので便は良い。

長浜城跡の横から、内浦湾へと流れ込む陰野川に掛かっている城下橋
そういえば、なぜ田久留輪だけ曲輪表記ではなく、久留輪表記なんだ?
陰野川に掛かる城下橋 城下橋から眺める陰野川
そんな謎は金冠山から流れてくる陰野川へと流して、長浜城跡巡りは終了。

城址としての規模は小さく、1時間も掛からずに全て見て回れるお手軽さ。
山城と海城の特徴を併せ持った珍しい構造に加え、アクセスも容易なので
伊豆・三津シーパラダイスへと訪れたついでに立ち寄るのも良いだろう。

FILE:4へ戻る

長浜城跡 FILE:4 腰曲輪A~D

2022-05-17 15:00:00 | 史跡・観光・他
長浜城跡の頂上に位置する第一曲輪より、腰曲輪を下って海岸へ。

第二曲輪に建てられた櫓の裏に、腰曲輪へと続く階段デッキが設けられている。
腰曲輪は、第一曲輪から内浦湾へ向かって、段状に造られている大小4つの曲輪。
第二曲輪から続く階段デッキ 長浜城跡 腰曲輪A~C
上から順番にA~Dと名付けられ、一番上の腰曲輪Aには第一曲輪を回り込む遊歩道が。
2番目に位置する腰曲輪Bには、腰曲輪について書かれた説明板が建てられてあった。

4つの中でも、最も大きいのが3番目の腰曲輪C
腰曲輪AとBを足したくらいの面積の芝生が広がる。
長浜城跡 腰曲輪C 長浜城跡 腰曲輪D
逆に腰曲輪Dは最も狭く、腰曲輪Cと海をつなぐ獣道だった。
この道には枯れ葉が積もっているため、滑らないよう注意。

ちなみに、これらの腰曲輪A~D以外にも、第三曲輪の方から海に向かって
いくつか曲輪が存在したようだが、そちらは整備されておらず確認できない。

獣道から岩場の海岸線へと到着。すぐ目前に広がる内浦湾
山々の切れ間から、ちょうど富士山も見える位置に存在する。
長浜城跡から眺める内浦湾 海側から眺めた腰曲輪D

海が目前にあるため、第一曲輪から眺めた光景ともまた違う景色だ。
そして城の表側と裏側で、これだけ景色が異なるのも長浜城の特徴。

岩場には、ヨットを停泊するために使われている石柱があるが
中には大正時代に建てられたと思われる物なども混じっていた。
春には波打ち際に、フクロノリ(あるいはネバリモ)も大繁殖。
波打ち際のフクロノリ 長浜城跡から眺めるみとしー
対岸に眺める伊豆・三津シーパラダイス。歩いても10分ほどと結構近い。

上空にはトビが飛んでいる他、海の上をオオバンも泳いでいた。
内浦湾を飛ぶトビ 内浦湾で泳ぐオオバン 長浜城跡のニホントカゲ
ついでに神社の方の石段で遭遇した、ニホントカゲも載せておこう。

とまあ、34mの頂上から下って海に出た訳だけれど、もちろん帰りは
同じ道を上り返さなければいけない訳で、これが地味に大変だったり。
(海沿いに駐車場の方へ戻れたら楽なんだけれど、そんな道は無かった)

FILE:3へ戻る  FILE:5へ進む

長浜城跡 FILE:3 第二曲輪・第一曲輪

2022-05-12 10:22:11 | 史跡・観光・他
虎口より。T字路を左へ上って、長浜城最大の曲輪となる第二曲輪へ。

第二曲輪の入口には樹齢数百年はあると思われる巨大な木が生えている。
これが階段の途中にあった漁業資料に記されていた、魚見の松だろうか?
長浜城跡 第二曲輪 長浜城跡 第二曲輪
665㎡の面積をもつ第二曲輪からは、発掘調査により180もの穴が見つかっている。
これらは位置をずらして建て替えられていたとされる掘立柱建物跡と見られており
その中でも第1号建物と、それに直交する形の第6号建物の柱が復元表示されていた。

掘立柱建物については、正確な事は分かっていないようだが
兵舎や食料庫として利用されていたと考えられているとの事。
第二曲輪 土塁の解説 第二曲輪 掘立柱建物跡の解説 第二曲輪 堀の解説
またここには掘立柱建物跡の解説版の他にも、土塁と堀についての解説版もある。
長浜城の土塁は、共通して全てが陸側にのみ作られており、海側の守りに関しては
防御施設の配置と、繋留されていた安宅船によって行われていたと伝承されている。

第二曲輪と第一曲輪の間の安山岩を削って掘られた、長さ約8m、深さ約1.6mの堀切。
城が現役の頃は今よりも高い土塁と合わせ、より強固に侵入者への妨げになっていた。
第二曲輪の堀 第一曲輪へ上る櫓
そんな第二曲輪から、第一曲輪へと上る事ができる唯一の手段が、
現在建てられている櫓も、発掘された柱穴の上に正確に復元された物だ。

オリジナルの櫓は、3度も建て直しがされ、海側の監視を行う上でも
非常に重要な建造物であったと同時に、長浜城の象徴にもなっていた。
第二曲輪 櫓の解説 長浜城跡 第一曲輪
櫓を上って、長浜城の頂上となる第一曲輪へと到着。この第一曲輪にも
北-西-南にわたってL字型の土塁が設けられており、さらに西-南-東に
L字型の塀も建てられた2重構造で内部の様子が見えない造りになっていた。

海に面した北東側には、その内部へ入るための門があったようだが
現在は大きな木が立っているため、あまり当時の様子は残っていない。

この近くに住み着いているのか、ここでは野生のツグミをよく見かける。
第一曲輪で遭遇したツグミ 伊豆国長浜城から見える駿河国の解説

標高34m。長浜城の最も高い位置にある第一曲輪から眺めた、内浦湾の景色。
今となっては富士山と駿河湾の景勝地だが、当時はここから武田軍が築いた
三枚橋城(現:沼津市中央公園)を監視したり、水軍を指揮していたのだろう。

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