猿島北端にある砲台跡より、金属製の階段を下って日蓮洞へ向かう。
海の側へと続いている急な金属階段は、足場の中央が茶色く劣化してきている。
今のところは問題ないけれど、これそのうち底が抜けたりするんじゃなかろうか?
階段の中ほどで海の上に小さな岩礁が現れた。城ヶ崎海岸の大淀小淀を思い出す。
階段の途中にはベンチも設置されている。階段の規模は小さいのだが、やはり
登り直すと結構しんどい。むしろ座りたいのは、もっと上まで登ってからなのだがw
そんな階段のすぐ先に日蓮洞の入口があった。こちらはイメージ的に堂の穴や杉田不動尊、
しとどの窟に近い感じだろうか。現在は風化による落盤を危惧されて立入禁止となっている。
天井はさほど高くないが、奥行きはそこそこある洞窟だ。奥の岩の上には地蔵が祀られている。
洞窟の名前は島に残る日蓮聖人の伝説から由来しているようだが直接的な因果は薄いようだ。
また島に春日神社があった頃には、その守護神である大蛇がここに住んでいたともされている。
この海蝕洞窟が形成されたのは今よりも海面が高かったとされる縄文時代との事で
洞窟内からは貝塚に弥生式土器、さらには古代人の人骨なども出土しているそうだ。
その日蓮洞の前から階段を下ると海に到着。とりあえずコースは、ここで行き止まりか。
正面に見える岩盤、下の方は200万年前の浦郷層で、この層からは貝やウニの破片が
産出するらしい。その浦郷層から上は、8mほどの関東ローム層が覆いかぶさっている。
日蓮洞付近の散策はこのくらいにして、再び先ほどのトンネル先の分岐地点まで戻ります。
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海の側へと続いている急な金属階段は、足場の中央が茶色く劣化してきている。
今のところは問題ないけれど、これそのうち底が抜けたりするんじゃなかろうか?
階段の中ほどで海の上に小さな岩礁が現れた。城ヶ崎海岸の大淀小淀を思い出す。
階段の途中にはベンチも設置されている。階段の規模は小さいのだが、やはり
登り直すと結構しんどい。むしろ座りたいのは、もっと上まで登ってからなのだがw
そんな階段のすぐ先に日蓮洞の入口があった。こちらはイメージ的に堂の穴や杉田不動尊、
しとどの窟に近い感じだろうか。現在は風化による落盤を危惧されて立入禁止となっている。
天井はさほど高くないが、奥行きはそこそこある洞窟だ。奥の岩の上には地蔵が祀られている。
洞窟の名前は島に残る日蓮聖人の伝説から由来しているようだが直接的な因果は薄いようだ。
また島に春日神社があった頃には、その守護神である大蛇がここに住んでいたともされている。
この海蝕洞窟が形成されたのは今よりも海面が高かったとされる縄文時代との事で
洞窟内からは貝塚に弥生式土器、さらには古代人の人骨なども出土しているそうだ。
その日蓮洞の前から階段を下ると海に到着。とりあえずコースは、ここで行き止まりか。
正面に見える岩盤、下の方は200万年前の浦郷層で、この層からは貝やウニの破片が
産出するらしい。その浦郷層から上は、8mほどの関東ローム層が覆いかぶさっている。
日蓮洞付近の散策はこのくらいにして、再び先ほどのトンネル先の分岐地点まで戻ります。
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