静岡県道29号梅ヶ島温泉昭和線の起点となる温泉街、梅ヶ島温泉。
その温泉街の中に、温泉の源泉と共に流れる滝がある。 →地図←
温泉街の前を流れる安倍川に掛けられた赤い橋、湯橋。
この橋の前が梅ヶ島街道の起点となり、橋を渡った先には
おゆのふるさと公園という小さな公園が整備されてあった。
ここは自転車の駅として、サイクリングの休憩所にもなっているようだ。
今回の目的である梅ヶ島七滝の1つ温泉湯滝も、この園内に流れている。
橋を渡ってすぐある階段を上れば湯滝の前まで行けるのだけれど
今回は湯之神社の参拝を兼ねて、公園奥から上るルートを進もう。
広場には庭園風に整備された一角もあったが、よく見ると
温泉を取り込むためのホースが斜面を伝って引かれている。
他にも、平成16年に静岡私立高校が伝統行事で行っている
ナイトウォークを記念して植えられたモミジの木があったり。
吉井勇の短歌が刻まれた小さな石碑も園内に建てられていた。
そんな広場を奥へ向かうと、東屋と共に、手水舎や鳥居が出現。
ここに神社の由来も記され、それによると1645年(正保二年)の初夏に
良純親王が、三匹の蛇に導かれて発見した温泉で難病を治したことが
湯之宮三社権限(湯之宮三蛇権限)こと後の湯之神社の始まりだそうだ。
鳥居から続く階段を上っていく途中で眺めた、梅ヶ島温泉の景色。
足元の湯橋だけではなく、安倍川の起点に掛かる湯の谷橋も、ここから見える。
さらに階段を進んで、三蛇大権現が祀られた湯之神社の社に到着。
社を回り込んで裏手へ行くと、岩風呂と共に温泉湯滝が、その姿を現した。
岩風呂は、岩盤を削ってできた洞窟の中に温泉を溜めて造られた物だが
現在は衛生的な問題から使用する事はできなく、入口は封鎖されている。
そして滝よりも目につくのが、すぐ隣に伸びたホースの数々だろう。
ここから湧き出した源泉が、梅ヶ島温泉の各施設へと引かれていて
その数は実に12ヶ所。滝の前には分かりやすい源泉分布図まであり。
とまあ周囲に人工物が多いため、滝としての印象は薄れがちなのだが
ある意味それも、この滝の個性と見ると、これはこれで面白いだろう。
赤水の滝へ行く 三段の滝へ行く 川根・オクシズ目次 安倍の大滝へ行く
その温泉街の中に、温泉の源泉と共に流れる滝がある。 →地図←
温泉街の前を流れる安倍川に掛けられた赤い橋、湯橋。
この橋の前が梅ヶ島街道の起点となり、橋を渡った先には
おゆのふるさと公園という小さな公園が整備されてあった。
ここは自転車の駅として、サイクリングの休憩所にもなっているようだ。
今回の目的である梅ヶ島七滝の1つ温泉湯滝も、この園内に流れている。
橋を渡ってすぐある階段を上れば湯滝の前まで行けるのだけれど
今回は湯之神社の参拝を兼ねて、公園奥から上るルートを進もう。
広場には庭園風に整備された一角もあったが、よく見ると
温泉を取り込むためのホースが斜面を伝って引かれている。
他にも、平成16年に静岡私立高校が伝統行事で行っている
ナイトウォークを記念して植えられたモミジの木があったり。
吉井勇の短歌が刻まれた小さな石碑も園内に建てられていた。
そんな広場を奥へ向かうと、東屋と共に、手水舎や鳥居が出現。
ここに神社の由来も記され、それによると1645年(正保二年)の初夏に
良純親王が、三匹の蛇に導かれて発見した温泉で難病を治したことが
湯之宮三社権限(湯之宮三蛇権限)こと後の湯之神社の始まりだそうだ。
鳥居から続く階段を上っていく途中で眺めた、梅ヶ島温泉の景色。
足元の湯橋だけではなく、安倍川の起点に掛かる湯の谷橋も、ここから見える。
さらに階段を進んで、三蛇大権現が祀られた湯之神社の社に到着。
社を回り込んで裏手へ行くと、岩風呂と共に温泉湯滝が、その姿を現した。
岩風呂は、岩盤を削ってできた洞窟の中に温泉を溜めて造られた物だが
現在は衛生的な問題から使用する事はできなく、入口は封鎖されている。
そして滝よりも目につくのが、すぐ隣に伸びたホースの数々だろう。
ここから湧き出した源泉が、梅ヶ島温泉の各施設へと引かれていて
その数は実に12ヶ所。滝の前には分かりやすい源泉分布図まであり。
とまあ周囲に人工物が多いため、滝としての印象は薄れがちなのだが
ある意味それも、この滝の個性と見ると、これはこれで面白いだろう。
赤水の滝へ行く 三段の滝へ行く 川根・オクシズ目次 安倍の大滝へ行く