世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

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東海大学海洋科学博物館 1F 駿河湾のいきもの FILE:6

2024-10-21 18:39:39 | 自然・動物の画像
東側の区画と、西側の区画の間に位置している2つの水槽。
その内、まず右側。10番目の水槽は、サクラダイの水槽だ。

成長にともない性転換する魚の中でも、とくに有名と言えるのが
このサクラダイだろうか。様々な水族館で同様の展示を目にする。

背びれの中央に黒い模様が入った、淡い色のメス。そこから徐々に
体の赤みが増していき、卵巣と精巣の両方をそなえもった中間型へ。

最終的に卵巣がなくなり、体に白い斑模様が入ったオスへと変わる。
水槽の前では、その一連の変化を記したペーパーも配布されているが
1998.5と、四半世紀前もの日付が記載されていた事に歴史を感じる。

そんなサクラダイと混泳しているのは、スズメダイ。説明板の方には
マツバスズメダイが記載されていたが、そちらは見つけられなかった。

他にも、チョウチョウウオの仲間のゲンロクダイや。

派手な縞模様のキンチャクダイといった、鯛と名のつく魚が多数
泳いでいるけれど、とくにサクラダイの近縁というわけではない。

サクラダイと同じハタ科としては、アズマハナダイや
ナガハナダイがいたが、岩場の奥側におり撮影は断念。

あとは、オオスジイシモチに、ルリハタ。チョウチョウウオも居たようだ。

とまあ、サクラダイたちに彩られた鮮やかな水槽なのだが、その向かいの壁には
深海生物の標本が展示されているため、ガラス面への映り込みも激しいのだった。

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