世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

東海大学海洋科学博物館 2F マリンサイエンスホール 中編

2023-10-04 16:00:00 | テーマパーク
マリンサイエンスホールを中央部へ進むと現れる、巨大な骨格標本。
その骨格標本の手前には、メガマウスザメの剥製も展示されていた。

雌雄2頭が並んで展示された、メガマウス。上の方が、2003年に沼津港で
水揚げされたオスの個体で、メガマウスとしては世界初の剥製標本になる。
2014年にはメスも捕獲され、ペアで揃った幻のサメを見れるようになった。

そんなメガマウスの何倍も大きいのが、ホールの中心に設置された
全長18.6mにも達する、ピグミーシロナガスクジラの全身骨格標本。
この種の完全な骨格標本は、これが世界で唯一だという貴重なもの。

また骨格標本の周りには、他にも様々な標本が展示されており
頭部付近の壁際では、ワカメアラメといった多数の海藻たち。

さらに2階へ上がってくる途中でも見たマコンブ
シロクチハマコンブや、アカモクなども並んでいる。

静岡県内で、2019年に4日連続で5頭が打ち上げられたという
アカボウクジラ。その最初の1頭の骨格標本も展示されていた。

クジラの肋骨や中手骨と一緒に、ケース内で展示されているのは
全長25mmほどのキイロサンゴハゼ。(生きた個体は水族館にいる)

そしてアサリオオシャコガイの殻と、大きさを比較した展示が続く。

大きさの違いという事で、クジラとイルカの名称についての解説もあった。
アマゾンカワイルカハンドウイルカイチョウハクジラの頭骨が並んで
置かれているが、こうして比較して見ると、その差が分かりやすいだろう。

ホールの一角に設けられた、うみの研究室(マリンインフォメーション)。

ここにも数多くの資料や標本があるが、なにより気になるのは
棚の向こう側から、こちらを覗いてくる視線ではなかろうか?

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