世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

東海大学自然史博物館 1F 静岡県の自然

2023-02-12 16:30:00 | テーマパーク
恐竜の時代、氷期の時代を経て、再び自然史博物館の1階へ下りてきた。
最後は現代の地球へと戻って、静岡県の自然に関する展示を見ていこう。

→館内案内図←

富士山の自然から始まる、1Fフロアの展示。ここでまず目を引くのは
富士山の立体地形模型に映し出される、富士山の姿とおいたちだろう。

また、三保半島のおいたちが記された説明板によると
1万5千年前から、3度にわたって押し出された安倍川の
扇状地が形成されてできたのが、この三保半島との事。

その駿河湾に張り出した、クチバシ状の地形を稲穂に例えて
三保と呼ぶようになった。という名称の由来も記されていた。

富士山は周囲の山々よりも後に誕生したため、他の標高の高い山では見られる
高山蝶が生息していない。といった事も、チョウの標本と共に解説されている。

富士山のエリアに続いて現れたのは、南アルプスの自然。こちらには
蝶に加え、シラビソダケカンバという高山植物の幹も置かれていた。

それらを過ぎた先に待ち構えている、雑木林のディスプレイ。

その中で対峙していたのは、ツキノワグマと、ホンシュウジカだ。

さらによく見ると、鹿の後ろにあるイロハカエデに、カケス
とまっていたり。コナラクヌギの樹にも、多数の昆虫を確認。

そんな雑木林の前から続いていくのが、山から海へのエリア。

里山の自然のジオラマから始まるこのエリアにも、里山(雑木林)で見られる甲虫
里山(雑木林)や川原で見られるチョウの標本が展示されており、特に蝶に関しては
もう2つ。林と草原で見られるチョウ街で見られるチョウという標本まであった。

里山から次に、湿地へと続き、池や川にすむ昆虫(水棲昆虫)の標本も登場。
一度に、これだけの昆虫標本を目にする機会も、そう有るものじゃないな。

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