富士市の西端、富士川を越えた先に連なる4つの山々。その一番北にある
雨乞山の中腹に
市内一帯を眺められる展望スポットがあるとの事だったので、雨上がりの快晴時に行ってきた。
雨乞山へ行く途中、ついでに
富士川楽座へ寄って行こうと思っていたが、日曜の昼飯時という事もあり南側の駐車場は満車。
北側の駐車場にいたっては、交差点の所から駐車場の空きを待つ車が長蛇の列をなしていたため、あえなく寄るのは断念した。
そんな富士川楽座を回り込み、2005年に設置された東名高速道路のスマートインターチェンジ上り出口を過ぎた先で
ト型交差点を曲がる。あとは道なりに山を上って行けば、すぐカーブの途中に目的の展望ポイントが現れた。
→地図←
道路からガードレールを挟んで向こう側に、ちょっとしたスペースがある。ここを駐車場として利用する事が出来るが
普通車ならば2~3台が限界だろうか。(ただし1台目が出入口付近に駐車していると他の車は一切利用できなくなる)
このスペースの隅には木組みの机と椅子が設置されていているが、その南側にも小型車なら1台は駐車できるだろう。
しかしこの駐車スペース、斜面側には1点を除いてガードレールが無いので、ミカン園の方へ落ちないように注意が必要。
道路側よりも、むしろこっちにガードレールが欲しいくらいだ。
そんな展望地から眺めた景色がこちら。左端に富士山、中央に愛鷹山、右端に伊豆半島も見切れている。
富士山と富士川の間に見える小さな山は、
岩本山だろうか。あそこにある
岩本山公園も、風景・夜景を
眺められるスポットとして有名だが、まさかそのすぐ裏にもこれだけの景色を堪能できる場所があろうとは。
ここ数日続いた悪天候のおかげで、富士山もすっかり雪化粧され冬支度ができていた。
富士川をまたいでいる橋は東名高速道路。その手前に先ほどの富士川楽座と富士川ICも見える。
そして日が沈んでから再び訪れて撮影した夜景がこちら。スローシャッターで東名が光の線になって面白い。
富士川楽座の正面で青く光っている一帯が、東名の富士川サービスエリア。
帰りがけに富士川楽座へ。楽座南側の駐車場(西側)は、手前にスマートICへ続く道があるため
南側から道路を上って楽座へ来ると、うっかり間違えてその道へ入りそうになるので気をつけよう。
てな感じで規模自体は非常に小さい展望地だったけれど、そこからの眺めは非常に良かった雨乞山。
比較的マイナーなスポットの割には結構訪れる人がいたので、やはりもう少し駐車スペースが欲しいですね。
金丸山へ進む 2021年の雨乞山