パーソナルトレーニング

　現在、仕事でパーソナルトレーニングを行っている。クライアントの要望を聞き、目的に合ったトレーニングを行っていく。そこで、常に相手が何を考えているのか、そして何を望んでいるのか、感じていく。
　私は、相手がどんな形であれ、満足すればそれが一番いいと思っている。
　一人のクライアントで独特な感性の持ち主がいた。色々な病院に行くと嫌がられ、いつもいやな目に合っているという話を聞いた。要約すると、自分の感覚が他の人には分かってもらえないと言うことだ。かなりの人間不信となっていた。
　私は、昨年障害児教育で学んだことを思い出した。人間は色々な人がいる。感覚がまるっきり人とちがくなってしまう人も存在する。脳の器質的な問題だ。その方の話を聞いていて、まさに去年学んでいたことが蘇り、話を親身になって聞くことができた。ただ、自分はそのことを知っていたから、対応できたのもあり、知らない人は対応が難しいだろう。
　人は、誰しも性格が違うように、感覚も違う。中には一般的な常識と逸脱してしまう感覚もありうるだろう。すべてを受け止め、そしていい方向にいくように関わっていきたい。
　なんか、トレーナーといっていいのやらと思うが、人が好きで、自分も今回人として生まれてくることができたので、少しでもいい影響を多くの人に与え、色々なものを学んで生きたい！