人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

看板のない繁盛店

2009年02月12日 | Weblog
自宅近くの駅前の道路。
何もないのに自転車と車が止まっている。近づいて前を通ると、そこは飲食店。店の名前もなければ、看板もない。勇気を出して中に入ると客席数約10席の小さなお店。カウンターに座り、壁にかかっているメニューを見るとラーメン350円。や、安すぎる。そして台湾ラーメンを頼むこと5分弱。もう出てきた。目の前で、この道一筋40年くらいの気弱なおじさんが鍋を片手に色々な注文を全て一人で作っていく。その手際のよさはまさしくプロ。そして味も美味しい。なのにこの安さ。薄利多売で客を喜ばせているのだろう。

そして驚きはまだ終わらない。ガテン系のいかつい兄ちゃんが食べおわった後に、もう一人の店員であるオバサンに「台フキン」といいタオルを受け取ると、なんときれいに机を拭いて、食べた食器をオバサンが片付けやすい場所まで運ぶのだ。こんなにマナーのいい人を見るのは定食屋では始めてた。いかにも元ヤンキーなのに!人を見た目で判断してはいけないことを学んだ。

その後も客足は途絶えることなく、そして皆皿を取りやすいように身体をどかしたり、片付けやすい場所に食器を置いたりと、「思いやりの心」を持って、食事している。

まさに伝説のお店だ!!
コメント
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