東京マラソン結果

　３万５千人の大イベント「東京マラソン」。当初、スタートダッシュをする予定だったが、目の前には２千人くらい人がいて、スタートするまで３０秒くらいかかってしまう。
　すぐに作戦変更。１キロ４分２０秒のペースでサブスリーを目指すことに。それにしても、都内の道路を貸し切って走るのは壮大だ。沿道では、たくさんの人が応援してくれ、太鼓をたたき、かっぽれをおどり、差し入れを出してくれて、励ましてくれる。人の温かさを実感した。
　周りの景色を見て走ること、約１０キロ。いきなり後ろから肩を叩かれ横をみると、伊達公子選手のトレーナーをする中野ジェームズ修一さんがいる。以前、セミナーに出ているので気軽に話してくれた。中野さんは、サブスリーを（３時間切）を狙っている。私も、中野さんの裏につき、約２０キロ走った。そして、３０キロ地点から、ペースを上げて走ろうと思っていたら・・・
　約３０キロ地点の浅草寺くらいから足が前に出なくなり、失速。最後は、足がつり、見かねた救助の人に薬を塗ってもらいなんとか走ることができた。走っては、歩きを繰り返していると、走者に「負けんなよ！！」と檄をもらう。そのたびに、どちらかというと体育会系の私は走った。膝に痛みがあり、普段は「痛みは身体によくないことを教えてくれているサインです。無理はしないようにしてください」と案内していますが、今回ばかりは「痛いと思うから、痛いんだ」と実家の家訓を思い出し、なんとか完走した。
　肝心のタイムは３時間３３分５９秒。初マラソンで、マラソンの厳しさを知りました。
　本日は膝が痛く、朝起きるのに１時間かかりました。とてもいい経験ができた。この経験を生かして、来年度から始まるランニング指導に生かしていきたいと思います。