人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

エベレストの麓にできた柔道場訪問の旅inネパール御礼編

2017年06月11日 | 
今回、3年ぶりにネパールに今まで私の活動を支援してくれて、
健康革命家の運動指導を受けてくださっている方々と行ってきました。

ちょうど2015年12月4日にFBに書いたこと(2017年あたりにネパールツアーができたらいいな。
10日間 カトマンズ&エベレスト街道)が実現していました。


10年前に初めてバックパックで訪問したネパール。

「I am JUDO 」と叫び、カトマンズ武道館に行き、ダルマ先生とCWCNの子供たちと会いました。
あれから様々な偶然やご縁で、日本からは柔道着や畳を送り、ネパールでは志高い日本の若者達を
施設で授業や交流を通して色々とサポートしてもらいました。

最初は、柔道着や畳を送ると言った際に、
「そんなことして何になるの?」
と馬鹿にされたけど、(今も色々と馬鹿にされていますが快感です笑)
言い続け、やり続けてきたことで、こうして多くの方々の人生に関与する何かになっていったのが
不思議でたまらない。

「なぜ、続けているんですか?」
と聞かれてることがあるけれど、私もなぜなのか分からない。
呼吸をするように、仕事をするように、笑うように、“自分”を続けるように、
自然なことなのだと思っています。

これからどうなるかは分からないけど、2020年は東京オリンピックがやってくる。
きっとダルマ先生はオリンピックかパラリンピックの審判になるだろうし、
ラメシュ先生は、ネパール代表でやってくる。
カジ先生は、スペシャルサンクスで日本でお世話になったメンバーが支援して、
初来日でオリンピックも登山も満喫すると思う。

またみんなで会えたらいいな^^



言葉にならない感謝でいっぱいです。
誰よりも私が一番学ばせていただきました。
本当にありがとうございました。
タンニャバード!!

今回の協力者
〇国学院栃木高校、女子柔道部より柔道着の提供
〇埼玉大学の同期 より柔道着の提供
〇フラスター柔道部員より各種支援
〇健康革命家の運動指導を受けている方々からの各種支援
 (セッション受講が支援になってます)
〇私に柔道をさせた親や家族からの各種支援
〇畳を提供してくれた高校の後輩

スペシャルサンクス
〇古屋祐輔・・・滞在中、ずっと日本チームをサポート。ネパール語と英語を精通。
        思いやりのあるサポートで、日本チームのメンバーから絶大な信頼を得る。
        そして、どこの団体にも属せずに個人でストリートチルドレンとの交流や
        復興支援などできることをして、人の役に立つために生きていくことを決意して、
        ネパール滞在している。行かれる方は繋ぎます。
        HP http://yusukefuruya.com/chof/

〇ダルマ先生・・・30名を超える日本人がお世話になった大和魂を持つネパール人柔道家。
         言葉では言い尽くせないほどたくさんお世話になっている。
         CWCN(ストリートチルドレンの教育の一環に柔道を導入している団体)の代表。
         https://www.facebook.com/Child-Watabaran-Center-Nepal-CWCN…/
         
〇カジ先生・・・シェルパ族。ヒマラヤのガイド。柔道が大好きでたまらない男。
        常に前向きで元気な先生。エベレスト柔道クラブの代表。
        またニルヴァナロッジというエベレスト街道にあるとても綺麗で力のある美味しい
        自家製野菜を出してくれる宿のご主人。
        https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g1207738-d3313727-R…

〇ラメシュ先生・・・ネパール代表柔道家。いつも熱い心とユニークさを失わずにどんな人に対しても楽しく接する。
          子供たちの様子をよく見ていて、その子に合った指導をして、まずは柔道の楽しさを伝えている。
          人一倍の陽気さで、日本人チームの女性達から「かっこいい」の称号を得る。
          ただ、車酔いはしやすい。

〇ビンさん・・・カジ先生の右腕のガイド。誰からも信頼される人柄で、こんな状況でも培ったグッドリレーションシップで、
        困難から脱する戦略を練り、交渉してくれる。彼のおかげで時間通りに日本に帰れてこれた部分が大きい。

〇ネパールチーム(酒は飲めないのに、酔っ払いの真似が得意なアソックさん、ダンスが人一倍うまい大男ラムジさん、
         今回のことを世に知らせるためにやってきた柔道家の記者ニーダーさん、いつもみんなを和ませるディポックさん、こちらがやろうとしていることや思ったことを先にやってくれるテレパシーの使い手。生まれつき耳が聞こえない分、超能力を身につけた。日本人修行者が倒れそうな時優しく手を引っ張り助けてくれたテンバーさん )

その他、カジ先生の奥様、料理人、エベレストビューポイントまでのガイド、シェルパ族婦人会、ドライバー、
◯シャムハウス…いつも美味しいネパール家庭料理とチャンをご馳走になる。みんな勝手に昼寝したりして、ネパールのセカンドハウスになる。本人のシャムは、日本で働きながら今回の訪問に関しては、各種交渉等サポート。
◯お土産ネパールクマリ…最終日に早朝の45分しか時間ない中で特別対応。品揃えもお土産の質もよくすごいお店
https://www.facebook.com/nepalkumari123/

旅中に出会ったたくさんの方々に感謝申し上げます。

今後できること・やろうとしていること
〇ネパールへ様々な経験をしてみたいという方への紹介
(7月には、幼稚園の園長一家がネパールへ旅立ちます。CWCNやエベレスト街道を楽しむようです)
〇古屋祐輔氏の活動支援やご紹介
〇CWCN、エベレスト柔道クラブの活動支援
*短期で柔道の先生や運動の先生が可能です。山好きでソーシャルワーク等に興味のある柔道家の方は山口へご相談ください。
〇モンジョに新しいコミュニティースペース兼柔道場ができるので柔道用畳の送付(約50枚)
〇小学生~中学生サイズの子供用柔道着の送付
◯世界一高いところでの世界平和交流をしながら柔道大会

なにはともあれ力を抜いて、流れにのって楽しんでやっていきたいと思います。

えっ、あのゴールド・マンがふざけているって?

あれが正装ですから、多分ノープロブレム!!


エベレストにまた来れるように口づけをしてきました^^

長文お読みいただきありがとうございました。

ネパールの旅2017~完~
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エベレストの麓にできた柔道場訪問の旅inネパール後編

2017年06月11日 | 
 アドベンチャーは突然やってくる!
〜これが地球だよ~

次に到着するセスナでカトマンズへ帰ろうとみんな荷物を準備万端。

10分、15分、30分...
待てども待てどもやってこない飛行機。



「ごめんなさい。」
と謝るカジ先生とダルマ先生。

「全然全然気にしないでください。これが地球ですから。」と笑って応える日本チーム。

空港に必死に交渉してくれているカジ先生の右腕ビンさんの力も自然には及ばず、その日セスナはやって来ずに空港はクローズ。

さあ、素晴らしいホテルにもう一泊できるチャンスができた!せっかくだから、お世話になっているネパールチームへ日本料理を振る舞おうとルクラ在住の日本人から麺つゆを分けてもらい、ジャガイモやキャベツを購入。ホテルのキッチンで腕を振るう日本のお母さん達。これにはカジ先生も大興奮で、写真を撮りまくり、「素晴らしく美味しい!次からは私のロッジでも日本食を出したいよ!」と嬉しそう。
日本食をネパールチームやロッジのスタッフ、みんなに食べてもらい、大絶賛の食後は場所を変えてダンスフェスティバル!
ネパリダンスを披露されれば、日本チームも東京音頭で対抗。
国境とか言葉とか肌の色とか信条とか年齢とか全てを超えて、みんな一体となり踊って楽しんでいる不思議な空間。











飛行機が飛ばないっていう状況も、考え方次第で楽しい時間になる。
全てが人間の思うままなんておこがましく、これが地球だよっとほろ酔いながら。。。

翌朝5時半、カーテンを開けると霧があたりを包んでいる。早朝出発予定のため、みんな荷物を持ってフロントに集合。しかし、朝から空港に行って情報を聞いてくれたビンさんが「今日のフライトは全てキャンセル」と話す。ダルマ先生とカジ先生が帰るための策を色々練ってくれるのが頼もしい。私も外に出て鳥さん達の声を聴くと「午後から回復するから大丈夫だよ。飛べる!飛べる!」と言ってくれている気がする。とりあえず11時まで待とうということになった。のんびりしながら、日本人チームの方々や古屋くんと自分の半生や生き方、考え方について語り合う。旅に出ると素になれて、本当の自分が出てくるのかもしれない。



みんなそれぞれ様々なものを背負っているけど、前を向いて生きている。

11時くらいにヘリ乗り場に移動した。6人乗りのため、明日ネパールを発つ私含めた5名とダルマ先生が第1陣。
同じように空港で何日も足留めされたトレッカー達が待っている。

たまにやってくるヘリコプターに乗り込む人々。
私たちが乗るヘリはなかなかやって来ない。
私たちがティーを飲んでる時も、ダルマ先生もカジ先生もビンさんも最善の行動をとってくれている。

「最後の手段もあるから、大丈夫!」
同じ歳のビンさんが言ってくれる。

私も同じような仕事をするので、彼らの対応の大変さがよく分かるとともに、なんとかしようとして様々な行動をしてくれていることに胸が熱くなってきた。

ヘリポートでエベレストマラソンの外国人部門1位の日本人の方と会った。少し会話して、すぐに来たヘリに颯爽と乗って去っていく。風が吹き始めた。



天候が急に回復して、ルクラ空港からパプロー空港までの道が拓けた。第1便で、日本人5名とダルマ先生が乗り、第3便で古屋くん含めた日本人チームとネパールチームが乗った。実はルクラ空港で、次は日本で会おうみたいな挨拶をしていたからちょっと恥ずかしい笑





そしてパプローからカトマンズへジープ二台にに乗り合わせて向かう。予定は9時間だったが、結局12時間かかり、着いたのは明け方3時。
道中も、ドライバー同士のマネジメントトラブル、警察に止められる、車の故障で深夜動かなくなる、タクシーへ乗り換えも一台のドライバーが道に迷うなど様々なトラブルがあった。そしてそれは全部私が乗っていた車。。。
うーん、どうも修行を引き寄せてしまうみたいです。みんなに謝ると、
「こんな映画みたいな体験、普通はできないから貴重だよ!ありがとう!」と前向きなお答え。
様々なトラブルを通して、ネパールチームも日本チームも一致団結して別れ惜しい気持ちでいっぱいでした。

それから7時間の間に、お土産をたくさん購入したり、シャムハウスでモモやチャンをご馳走になり、カトマンズ空港へ。




レッサンフィリリが耳の奥で何度も流れている。

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エベレストの麓にできた柔道場訪問の旅inネパール前編

2017年06月11日 | 
ネパール、エベレスト街道沿いにあるモンジョという村に畳が送られ、エベレスト柔道クラブのセレモニーに様々な面で協力していただいている日本人8名と参加してきました。

カトマンズ空港では、今回もたくさんお世話になったダルマ先生と5月からネパールへ一年滞在することになった古屋くんがお出迎え
。個人で震災復興やストリートチルドレンの支援を行う古屋くんの案内で、ダルバール広場を散策。あるはずの建物がなくなっていたが、喧騒は変わらなかった。今回で6回目のネパールだけど、若者達はオシャレになり、お土産屋の方々は接客がスマートになっていた。手にはみんなスマホ。外を知ることとで内面の変化を生み、結果何かが変わっていく。
様々な価値観を知り、そして何を選択していくのか?いつも考えるきっかけをもらう。
















10年前から続くストリートチルドレンを柔道等の教育を通してサポートする団体、CWCNをダルマ先生の案内で訪問。みんな少し前まで、路上で生活していたとは思えないほど元気で明るく素直。もちろんまだ影がある子もいるけれど、人間性豊かな先生達に触れて、いい未来を築いていくと思う。








そして、日本在住のネパール人シャムさんの実家でどこよりも美味しいダルバートと自家製のお酒「チャン」をいただく。毎回、ここで食べることで私はネパールに来たことを感じ、ある意味家のようにリラックスしてしまう。
CWCNやダルマ先生、古屋くんを通じてネパールへ来られた方はいつもシャムハウスで家庭料理をご馳走になる。シャムさんのことを知らないのに。








訪問3日目に首都のカトマンズからエベレスト街道の窓口ルクラ空港までの飛行機は、私達が行く前日は天候状況により飛ばなかったようですが、運良くセスナが飛行。









モンジョまで約20kmのトレッキングも素晴らしい天気の中で楽しみ、3000m弱のエリアでも誰も高山病にならない。今回のホスト、シェルパ族で柔道家のカジさんが依頼してくれたビンさんのガイドや一緒に来たダルマ先生の仲間達が日本人チームを暖かくサポートしてくれたおかげだ。










ナムチェ手前のジョナサレにあるカジ先生が営むニルヴァナロッジに泊まらせていただく。コックが腕をふるった自家製野菜を使った様々な料理と綺麗な部屋と布団、温かいシャワー、ここはまるで山のオアシス。

心配された天気にも大丈夫で、主賓として日本人チームが正面に座らせていただきシェルパ族の踊りや歌、エベレスト柔道キッズ達の稽古を見学。シェルパ族の中には、スポーツをするという文化はまだ少ない。そんな中でカジ先生は柔道を通して、子ども達のより良い未来を築いていきたいと切に願い、柔道クラブを始めた。
貧しい家の子ども達が多いので、柔道着の支援などはダルマ先生の力を借り、練習後の食事などは身銭をきって支援している。前日にエベレストマラソンが開かれたけど、柔道セレモニーに参加したシェルパ族は約200名とマラソンより注目を浴びたと嬉しそうだった。




















朝、カジ先生のロッジの裏にある岩の中央に作られた僧侶の住まいに行った。3年前は登るのが大変だったけど、昨年整備されて階段ができていた。ある僧侶が修行のために岩の中央に住み修行をし、1981年に亡くなったと書いてあった。私が生まれたのは1981年。そんな洞窟で約15分瞑想をし、不思議なほどに気持ちが落ち着くのを感じました。

シェルパ族や他の方々から最上級のもてなしを受け、トレッキングをしながらルクラ空港に戻った。月に1度の僧侶達の儀式にも参加し、スポンサーなしでエベレストに登頂したネパール人グループにも会い、全てが順風満帆に事が進んでいた。

よし、カトマンズへ帰る飛行機に乗ろう!

そこから事態が急変して、修行の旅が始まった。

〜後編に続く〜
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