人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

山岳サバイバルレース 2日目 朝の激励

2013年08月17日 | 
 早朝4時40分。目が覚めた。

約9時間の爆睡。

昨日の頭痛とだるさがうそのような消えていた。

静かに準備をしていると隣の60代と70代の男性も起きてきて、

色々と話しかけてくる。

やはり私の行程を聞き、驚きを隠せないようですぐに北アルプスの

地図を見出して興奮している。

「どこの山岳部だが?」

「いえ、柔道部でした」

「どこの山岳会か?」

「コアコンジョギングクラブです」

矢継ぎ早に質問が飛ぶ。

そして、言われた。

「山の世界は実力主義だあ。あんだが、すごいことしようとしているのすぐわがっだ。

 すごい奴の話はきになるんだべさ」

隣の初老の男性もなぜそんな挑戦をしているのか聞いてくる。


自分は運動指導者で、普段色々な方に運動指導をして食べています。

場合によっては、その方の限界付近のチャレンジに出くわすこともある。

そんな時、自分がチャレンジをして経験していないと言葉に重みがないし、

伝わらないと私は考えます。

だから、自分はできるかできないか分からないけど、

このチャレンジ(室堂~剣岳経由~上高地3日間以内でゴール)に挑んでいます。

後は、単純にアホなだけです(笑)

「何か感動したよ。俺もフィットネスクラブで運動習っているけど、

 あなたみたいな指導者に運動を習いたいよ。今の俺には(70歳)には、

 やりたくてもできない。若いうちにしかできないことだから、頑張れ!!」



今回の行程を道中に聞かれれば答えた。

無謀、無理と8割が否定的。しかし、2割の方は応援してくれた。

頭ごなしに否定するのではなく、

なぜそんなことを挑んでいるのか?

その方はどんな実力を持ち、どんな準備と覚悟をして臨んでいるのか?

それを聴いたうえで、応援できるそんな人間になれたらと思った。


同室の2人の登山家達の激励を背に山小屋を飛び出した。



 
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