人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

仙人のいる山小屋①

2020年09月09日 | イベント
不思議なご縁がある山小屋へ久々の訪問です。
以前の投稿はこちら。


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「こんちはー」

と薄暗い小屋の中に入ると、

右側のイスにぽつんと座った仙人が、

「よく来たねー」

と返してくれる。

駅からバスで30分、

そこから歩いて1時間半(コースタイムは2時間半)。

登り坂を終え、

木のトンネルをくぐり抜けた所にある

トトロならぬ仙人がいる不思議な山小屋(http://touge17.sakura.ne.jp/)。










軽く挨拶を済ませて、

秘密の水場だよと教えてもらった場所で、

マグカップに澄みきった水を汲み、

冷やした日本酒をお猪口に注ぎ、

鳥のさえずりを聴きながら読書。

いつの間にか暗くなり小屋へ戻り、

ランプの灯りの下で食事をしながら

色々と会話。

古くから通う常連の方もいて安心し、

久々のお酒で少し酔ったのか、

朴訥な仙人から普段は聞くことのできない

小屋番になったいきさつなど語ってくれました。

将来の目標もなく

ふらふらとしていた

ただ生きている感じの20代。

山小屋を継ぐ人が別にいたけど、

結婚されてその人が継ぐ話がなしになり、

たまたま若き仙人のところに話がくる。

流れのままに。

手先がちょっと器用だから、

独学で作った木工商品(マグカップ、お猪口、スプーン、仏像など)と、

この山小屋のおかげで生きてこられた。

好きな言葉は「ありがとう」

最後に言いたい言葉も「ありがとう」。

そんな人柄だからか

決して綺麗とは言えないけれど、

暖かい山小屋へ何度も通う方が少なくないらしい。

そして宿泊客は仙人の分の食事まで用意して、

一緒に食べている様子を見ると、

なんだかとても嬉しそうで幸せそうだ。

「エネルギーが滞ってる感じがする」

昨今の社会情勢から

1か月のお客さんが1名だった時もあり、

豆から挽いたコーヒーを飲む日帰り客も

少なくなっているよう。

たまに入る宿泊客もキャンセルになりやすい、、、

商売やっている方は分かるかもしれないが、

この状況は辛く、しんどく、正直心が折れてくる。

「良かった!仙人も人間なんですね!

霞だけ食べて生きているわけじゃないんですね。

同じ人間なんだと安心しました^ ^」






たいしたことはできないけど、

今できるとしたら何があるだろう、、、

バンッバンッバンッと屋根を叩く

雨の音が大きくなった頃に布団に入った。

つづく

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