愛用していた人形やお気に入りの物を捨てた時に、
その人形や物が夢に出てきたり、電話がかかってきたことが、
誰でも1度や2度はそんな経験があるはず。
今回は最近実際に起きたお話です。
6月中旬に敢行した八ヶ岳縦走55kmで持っていったストックくん。
約7年間使用したためにお疲れになって引退しました。
丁重にお礼をしてゴミ捨て場に置くと、
その30分後にストックの前の持ち主から数年ぶりに突如として連絡が。。。
2014年6月某日。
富士山頂でゴルゴ13を読んでいると、
一人の外国人がやってきました。
残雪があり、
道中は誰も登っていなかったはずなのに。
「写真を撮ってほしい」と言われ、
渡されたカメラを構えると、
ザックからごそごそと仮面を取り出して、
それを被りポーズ。
やばい!!!!同じ匂いがする。。。
聞くと、私より15分遅れで同じ登山口を出発して、15分後に山頂へ。
ほぼ同じペースの登山者。
一緒に下山しようという話になり、
雪の上を滑りながら五合目へ。
トランジットか何かで48時間の日本滞在、
明日の午後にはアメリカへ戻るようでした。
夕方になり、
新宿行きのバスがないことを伝えると、
おー、それならヒッチハイクします!
乗用車がなかったので、
片っ端から観光バスに声を掛けて交渉していました。
そして全戦全敗。。。
おー、どうしよう。
似たような経験を異国でしたことがあるので、
困ったときはお互い様。
工事現場の方々に丁重にお願いをすると、
「30分後に仕事終わるからそれまで待っててよ!」
元々は結構やんちゃだったであろうお兄ちゃん達に乗せてもらい
無事に富士山駅へ送り届けてもらいました。
幾ばくかのお礼を渡そうとすると、
「俺らにはいいから、そのお金で外人さんに日本のうまいもんを食わせてやってよ!」
と言いブォンッと風のように去っていきました。
結局、宿も予約していないとのことで、
都内のパーソナルトレーニングスタジオearthに一泊して、
朝から皇居を一緒に走り、
お礼にストックをもらい、
笑顔でアメリカに帰っていきました^^
ゴミ置き場にストックを置いた30分後に
数年ぶりのメッセージ。
もう7年も前なのに、
48時間のアドベンチャーはそのアメリカ人にとって
忘れられない日本の思い出になっているようです。
こちらにとっては小さなことでも、
その人にとっては記憶に残る大切な事だったのかもしれません。
慌ててストックをゴミ捨て場から戻してきました笑
記憶に残る48時間の経験をしたい方はこちらをどうぞ♪
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(野営の隊長プロフィール、ミュージシャン紹介を追加で記載しています)