*2022年7月9日、10日に開催した富士登山サポートの記録です。
朝9時15分に新宿のバス乗り場に向かう前、
「お腹が痛くて昨夜からトイレに何度も行ってますー」
とLINEで連絡が入ります。
「緊張しているから証ですね!今回は富士山頂ではなくて新宿駅をゴールにしましょう!」
サポートをお願いしてくる方にとって、
富士山へ登るということは大きな大きな挑戦です。
東北や東京近郊を中心に40代から70代まで(平均年齢60代)の参加者とスタッフ含めて13名が集結。
初対面でも何かしらの“匂い”を感じて、自然に親しくなる様子です。
交通渋滞で遅れるのも想定内、約30分遅れの12時45分に富士吉田口五合目に到着して
からは、まずはのんびり自由時間。
焦ってすぐに登山しようとすると約2300mの標高に身体が馴染めずに、
不調になりやすくなります。
食事をする方、冨士山小御嶽神社に参拝に行く方、着替えをする方、
荷物の整理する方など多種多様です。
「富士登山ができる、この時を待ってました!!」
「初めての富士登山で不安ですが、皆さんについていきます」
「10回目の富士登山です。節目をつけたくてやってきました!」
「いつも遠くからみていた、夢だった、山頂に行きたいです。」
自己紹介で個々の想いを聴くと、
それぞれが日本一の山に挑む“理由”を背負っている気がします。
「これから富士登山がスタートしますが、リラックスしていきましょう。
手足ぶらぶら、身体全体もゆるゆるにして、横隔膜も柔らかくして
深い呼吸が自然にできるようにしていきます。
張り切らずに、フワッフワッと軽く登っていきましょう。」
そんなお話とウォーミングアップをして五合目を出発!!
つづく