海岸沿いで余り物の食料を食べながら、コンクリートの上に倒れ込む参加者たち。
昨日45km歩いた方たちは既にボロボロ。
「余力がある方は余力がない方の荷物を持ち、ワンチームで進みましょう!残り12kmで途中6km地点に足湯があります。可能であれば入りましょう!」
こんなことを言いつつも足湯は17時までだったため、正直このペースでは17時10分に到着予定だから入るのは難しい。かと言ってペースも上げられない。
最後尾の方をサポートしながらワンチームで港を歩いていると先頭が走り出し、みんなそれにつられて走り出しました。
何が起きたのか私も理解できずビックリ!!
どの方も
「大丈夫です!いきます!」
と言う。
覚醒したのか、
ゾーンに入ったのか、
なんともそれは不思議な光景でした。
この勢いのまま行ってしまおう、
しんがりは私がサポートすればなんとかなります。
全員が無我夢中で進み、なんと足湯に16時40分到着。
「めちゃくちゃ気持ちいいー」と笑顔になる御一行。
そこから青空カフェの店主と仲間たちが料理とドリンクを用意して待ってくれている上総興津の海岸へ残り6km。
限界を越えているのに、
ゴールしたからといって何かもらえるわけでないのに、
身体と心が前にいき、子どものような目になって進む大人たち。
夕陽に背中を押されて歩く姿が神々しい。
歩きと走りを繰り返し18時にゴール!!
共に過ごした同士たちと夕陽を眺めながら最高の1杯とご飯が何よりのご褒美⭐︎
覚醒し感じるままに走り出した参加者の方々、
思いやりと寛容さで寄り添ってくれた同行サポーターの佐藤トレーナーとkos、
ゴール地点で出迎えてくれた青空カフェ店主と仲間たち、
道中お世話になったり、交流した地元の方々、
本当にありがとうございました🙏
おしまい