県東部の小山町でハンセン病企画展(展示や映画上映・お話)があるというので行ってみました。
まず展示。小さな部屋に、静岡県ゆかりの入所者や関係者の人生や功績が紹介されていました。
1時からメインイベントの映画上映やお話。驚きはこんな深刻そうな田舎でのイベントに大勢の聴衆、初め50席くらい用意してあったのがいっぱいになりトータル70人くらい? また小山町の池谷町長が挨拶しただけでなく、最後までイベントに参加していました。
元患者の詩人・塔和子さんの人生を描いた「風の舞」が上映され、監督の宮崎さんが撮影の秘話などを披露。
今日の主役は、いったん神山復生園に入所したもののその後社会復帰して、現在もご活躍中の石山春平さんです(着席しているのが石山さん)。石山さんは療養所の看護婦だった絹子さんと結婚して3人のお子さんもいる、元ハンセン病患者には珍しい人生を過ごされた方。爆笑連続のトークでした。
当たり前かもしれませんが、過酷な環境でも、それぞれの人生を全うされた方が多くて、胸が熱くなりました。遠かったけど行って良かったハンセン病企画展!
追記 石山さんは、10月13日、県の人権講演会でもお話してくれて、こちらでも盛況でした。
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