明日の風

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自由な選挙を邪魔するろくでもない国 

2020-07-31 08:21:50 | 時評

小池知事の圧勝が予想された先日の東京都知事選挙、22人もの立候補があって、そのなかには過去がかなり黒い人や得票がほとんど期待できない人もいて、やれ税金の無駄使いだの(立候補には)何らかの審査があってもよいのではというような声もありました。(小池知事の366万票に対して、得票1万票未満が半数の11人)

でも、過去が黒かろうがどうしようもない奴だろうが誰でも自由に立候補できることは、何と素晴らしいことか。国の方針に逆らうから、国の安全を脅かすから立候補させないとなったら、それはもう選挙とはいえない。

自由な選挙で勝ってこそ、統治の正統性が認められるとは考えないのですね。それとも自由な選挙では負けるのを自認しているということ!?

ときどき憲法って何のためにあるの?と聞かれます。教科書の説明は、権力が濫用されて人々の人権が侵害されないようにですが、もっとパンチがあって分かりやすい答えは、日本が中国や北朝鮮のような国にならないため、ですね。

21世紀になっても、こんなろくでもない国が、世界で大きな顔をしているとは驚きです。

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