押しつけ憲法

週末、地元の教育関係の団体の総会(パーティー*(ビール)*)に行ったら、いつものように広報誌をくれたのですが、地元選出の市議会議員(自民党)が文章を寄せていて、見事なまでの押しつけ憲法論と戦後教育否定論。現在の日本のドツボな状況はすべてこの両者のせいという、これだけピュアな主張は久しぶりに見ました。
隣席の教員も目をみはって「こんなこと書いて良いんですか*(驚き)*」と驚いています。日本では、その押しつけ憲法のおかげで表現の自由が厚く保障されてますから、何を言うのも基本的には自由ですが(笑)
近ごろは自民党の改憲派の人でももっと賢いですよ。やはり今の憲法は大筋で国民に支持されているという事実には逆らえませんから。この部分(９条)は直すともっと良くなるとか自由や権利だけじゃなく責任や義務も明記して(人権規定)バランス良くとか。
この市議会議員はちょうど70歳で(学校教育は戦後)、昔は良かったというのは実体験じゃないと思うのですが‥‥　それとも戦後教育で嫌な思いした？
だいたい、世の中のすべては「これ」で説明できるという話は疑ったほうが良い。さおだけ屋の山田真哉氏が偉いのは、あれだけの売れっ子なのに、会計では世の中の半分しか分からないと自認しておられることです。