朝日新聞に、残暑という表現には違和感があるという投書が載っていました。ご承知のように立秋の後の暑さを残暑といいますが、たしかにこの頃残暑が長いですね。ただ、立秋が昔の暦の表現であって時代遅れ云々は当たっていません。日本では、夏の暑さが厳しく長くなっているということに尽きます。
知っている人には当たり前のことを言うなと叱られそうですが、大寒、雨水、啓蟄、穀雨などの二十四節気は太陰太陽暦だった頃の季節の目安です。旧暦は閏月が入る年があるので、同じ○月×日でも、年によって実際は1ヶ月もずれるので-たとえば立春が年内のこともあれば年明けのことも、二十四節気のような季節の目安が必要だったわけです。
だから太陽暦の現在は不要と言われればそのとおりかもしれません。今は、○月×日は季節ではいつ頃かは毎年不変ですから。でも、昔の日本人が感じた季節の感覚、二十四節気の微妙で美しい表現はいつまでも残しておきたい気がします。
知っている人には当たり前のことを言うなと叱られそうですが、大寒、雨水、啓蟄、穀雨などの二十四節気は太陰太陽暦だった頃の季節の目安です。旧暦は閏月が入る年があるので、同じ○月×日でも、年によって実際は1ヶ月もずれるので-たとえば立春が年内のこともあれば年明けのことも、二十四節気のような季節の目安が必要だったわけです。
だから太陽暦の現在は不要と言われればそのとおりかもしれません。今は、○月×日は季節ではいつ頃かは毎年不変ですから。でも、昔の日本人が感じた季節の感覚、二十四節気の微妙で美しい表現はいつまでも残しておきたい気がします。
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