熱戦続くトップリーグ

赤組は、前節に王者・サントリーに完勝し意気あがる神戸製鋼と今季好調のトヨタ自動車が対戦。
前半は着実にPGで得点を重ねるトヨタに、神戸は数少ないチャンスにモールを押して初トライ。ほぼ互角ながら神戸が１点リードして折り返し。
後半もPGの蹴り合いという堅い試合展開だったが、65分に神戸が相手ゴール前でよく球をつないでフォワードが今日２本目のトライ。８点差として勝利を手繰り寄せたかにみえた。
しかしトヨタも粘る。PGで５点差にした後、ホーンが鳴ってから10分近く攻め続け、最後はウイング・ヘンリージェイミーが個人技で左隅に同点トライ。難しいゴールキックは外れ、引き分けた。
これで赤組は、北海道の震災で１試合未消化の神戸製鋼が実質的に首位。続いて、トヨタ、サントリー、豊田自動織機、NTTコムがほぼ横一線。
一方白組は、パナソニック－ヤマハ発動機の全勝対決。攻めている時間は同じなのに、得点するのはパナソニックという展開で、前半は15－０。後半は膠着状態が続き、双方無得点。
この結果、白組はパナソニック、ヤマハ、リコー、東芝、クボタの順。