奥秩父・シャクナゲの山旅

梅雨入り前後のはっきりしない天気のなか、師匠と奥秩父の主稜線を歩きシャクナゲを観てきました。
初日は晴れ、金峰山に登り大弛小屋に泊まりました。大日岩前後のアズマシャクナゲ、金峰山頂上のキバナシャクナゲが咲き始め、南アルプス北部や八ヶ岳も見えて上々の始まり。先月登った小川山も存在感。
最も行程が厳しい２日目は朝から小雨。国師ヶ岳頂上付近にはべっとり残雪があって、かなり歩きにくい。師匠の適切な先導なければ撤退していたかも(苦笑)。何とか頑張って甲武信ヶ岳までたどり着きました。ところがここの北斜面にも雪が‥‥
アズマシャクナゲに囲まれた十文字小屋ではＮＫ氏のグループが昼間から大宴会。でも苦闘の末の４時到着では最後に顔を出しただけ。小屋番の宗村さんは「よく歩いた」と焼酎ご馳走してくれましたが。
最終日は、薄日が差したり雨がぱらついたりの梅雨空。三国峠までアズマシャクナゲとミツバツツジがずーっと。この道は人がほとんどいないのに素晴らしい花街道。師匠も大いに喜んでくれました。
宗村さんによるとシャクナゲは例年よりかなり遅いとか。２日目はへこたれそうでしたが、この時季としてはハッピーな山旅というべきでしょう。