午後4時35分 撮影
秋は、葉が1枚、また1枚と、
木の枝から離れて旅立つ季節でもあります。
きょう11月6日に旅だった人も、多いです。
歌手の本田美奈子さんが旅立ってから
ちょうど3年になります。
また、ロシアの作曲家、
ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
が旅立ってから115年になります。
(ユリウス暦では10月25日)
それから、友人のお父さまも。
一方、この世にやって来た人たちもいますね。
『マーチ王』と呼ばれるアメリカの作曲家、
ジョン・フィリップ・スーザや、
ポーランドのピアニスト、イグナツィ・パデレフスキ・・・。
毎日が、誰かの命日で、誰かの誕生日。
■11月6日の誕生果
マルメロ (Marmelo)
実力
・英名 : quince
・和名 : マルメロ
・分類 : バラ科、 マルメロ属、 落葉樹
・原産地 : 中央アジア
マルメロ。
実は、本家本元のマーマレードになる果実。
ヨーロッパでは、ギリシャ・ローマ時代から
栽培されていたらしい。
現在では、南欧やアメリカ東部で、
多く栽培されています。
5月上旬。
リンゴによく似た淡いピンク色の花が咲きます。
果実は、洋梨に似た形か球形。
果皮は黄色で、表面には灰白色の短毛が密生しています。
非常にかたくて酸っぱいため、生食はしませんが、
とても良い香りがします。
生のまま薄切りにして、砂糖漬け(ピール)に。
果実を砂糖で煮詰めたもの(ジャム)は、
マルメラーダとかマーマレードと呼ばれます。
オレンジの皮を砂糖で煮詰めたものを、
「オレンジ・マーマレード」と、
わざわざ「オレンジ」をつけて呼ぶ理由がわかりますね。
今ではオレンジ・マーマレードとの混同を避けるため、
マルメロのジャムを「クインス・マーマレード」と
呼ぶこともあるようです。
また、煎じて咳止めにも良いそうです。
カリンに似ていますね。
長野県諏訪地方では、
マルメロとカリンの区別がないみたい。
マルメロとカリンは、とっても近しい植物ですから、
同じに考えても差し支えはなさそうです。
誕生花にもマルメロがありますので、気になる方は
コチラ からどうぞ。
(↑ クリックしてね♪)
誕生果とくだもの言葉 出典:
日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
(参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)
■11月6日の誕生色 : ジョーンドナープル
■11月6日の誕生花 : フジバカマ、他