アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ユーレカレモン

2008年11月22日 | 誕生果
午後4時19分 撮影


きょう11月22日は 小雪 (しょうせつ)です。

二十四節気のひとつで、
わずかながら雪が降り始める頃
とされています。

また、山の頂に冠雪が見え始めたり、
ミカンが黄色く色づき始める頃でもあるとされています。

ここ数日、こちらの東京地方は風が冷たくなり、
また一歩、冬に近づいたのだと実感しています。
(陽だまりは、あたたかです♪)

そろそろ手袋も必需品になりますね。


また、きょう11月22日は いい夫婦の日 ですね。

ボジョレーヌーヴォー解禁直後ということもあり、
そのままのノリの空気が、あちらこちらに漂っていたりもして。

「いい夫婦」の定義は、さまざまかもしれません。

「仲のいい夫婦」がベースで、お互いを尊重して、
ステキに生きていけるといいなぁ。。って思います。


■11月22日の誕生果

   ユーレカレモン (Eureka Lemon)
     恋の予感、迷信

 ・英名 : Eureka Lemon
 ・和名 : ユーレカレモン
 ・分類 : ミカン科、 ミカン属
 ・原産地 : インド北部(アッサム地方)


ユーレカレモン。
カリフォルニアで品種改良された、代表的な品種。

またの名を ギャリーズユーレカ (Garey's Eureka) といいます。

1858(安政5)年。
イタリアからカリフォルニア州ロサンゼルスに
果実の種子を輸入・播種。

1877(明治10)年。
結実したものの中から、良いものを選抜。
そこから、さらに繁殖して広めていきました。

カリフォルニアをはじめ、合衆国の他の地域や
合衆国以外の主要なレモン生産国で、多く栽培されています。

ただし、イタリアや地中海沿岸の産地では、
この種のレモンは作られていません。

日本へは、大正の初期に
カリフォルニアから導入されました。

トゲが少なく、早熟。
その上、毎年結実する品種。

  ・果実の重さは、150グラム前後くらい。
  ・果形は、長球形から倒卵形。
  ・果皮はやや粗く、熟すと明るい黄色に。
  ・胚は単胚で白色。
  ・果肉は柔軟多汁で、酸が強い。
  ・香気に富む。

四季の気温変化が少なく、冬季高温で、
夏季の降雨量のあまり多くない所が適しています。

また、病気予防のため、
風当たりの強くない立地条件が望ましいようですね。 

日本では、
5~6月に開花し、10~12月頃収穫されることが
ほとんどみたいです。
(早いものは9月頃から採収されるとか。)

最近、店頭に国産レモンをよく見かけるワケが
わかったような気がします♪

国産レモンがふんだんな今の季節。
ビタミンCをたっぷり含んでいるレモンは、
風邪予防にも強い味方です。

レモンを上手に取り入れて、
元気にさわやかに、年末年始を、冬を、過ごしたいですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月22日の誕生色 : 抹茶色
■11月22日の誕生花 : サンショウ、他

彩りのノクターン

2008年11月22日 | 『風のガーデン』
フジテレビ開局50周年記念ドラマ
『 風のガーデン 』

エンディングに流れる、平原綾香さんの「ノクターン」は、
ショパンのノクターン第20番 嬰ハ短調 「遺作」を
アレンジして歌詞をつけた曲です。


「クラシック音楽をモチーフにした曲がいい」

というのが、このドラマのテーマ曲に対する
脚本家、倉本聰氏の要望だったそうですね。

毎回エンディングに流れるのは、英語の歌詞。

また、ドラマの中では、
同じメロディーが、日本語の歌詞で歌われます。

こちらのタイトルは「カンパニュラの恋」。
平原綾香さん演じる無名の歌手・氷室茜のデビュー作?


ショパンが、このピアノ曲を書いていた頃。
彼には片思いの女性がいたのだそうです。

ショパンの切ない気持ちが大きく反映された彼自身の代表作
「ピアノ協奏曲第2番」からの引用もあるのだとか。

ただ、この曲は、
ショパンが身内の練習用に書いたともいわれています。

そのような理由からか、ショパンの生前は、
この曲が世に出ることはありませんでした。


以下は、YouTubeでみつけた動画です。

  ♪ 平原綾香のノクターン

  ♪ ヴァイオリン演奏によるショパンのノクターン第20番