アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

カカオ

2008年11月29日 | 誕生果
午前6時48分 撮影 (実際は、もう少し明るい感じでした。)


久しぶりに、サトイモと入れた豚汁を作りました。

ゴボウは欠かせませんし、
ダイコンとニンジンは常にレギュラー。

ちょっとキノコが入っていると、嬉しいし、
仕上げの長ネギが、グッと風味をアップ。

ふぅ~。
あったかくて、しあわせ~。


■11月29日の誕生果

   カカオ (cacao)
     神聖、親切、片思い

 ・和名 : カカオ
 ・分類 : アオギリ科、 カカオ属
 ・原産地 : 中央アメリカ~南アメリカ

カカオノキや実の画像に興味のある方は、
コチラへどうぞ ↓
 


カカオ。
お馴染みチョコレートやココアの原料になる植物。

熱帯アメリカ原産。
有史以前から栽培され、人々に愛されてきました。

中南米で好まれている飲み物は・・・

 1.種子の中のカカオ豆をトウモロコシと混ぜ、
    砕いて粉にする。
 2.1の粉を、水と一緒に煮る。
 3.2にトウガラシと、香料としてのバニラを加える。

ハイ、できあがり~。

この飲み物。
  マヤ語では、「カカウアトル」
  アステカ語では、「チョコラトル」
と呼ばれていたそうです。

これらの呼び名が、
カカオやチョコレートの語源になっているのですね。

16世紀。
コロンブスがカカオ豆をスペインに持ち帰ったことにより、
ヨーロッパにも伝えられました。

それから200年ほどの時を経た、18世紀頃。
脂肪を少なめにして飲みやすくした
ココア が考え出されました。

カカオそのものに、甘みはありません。

19世紀後半。
スイスで作られた板チョコが基本形となり、
世界中に広がりました。

カカオそのものは、気温が高くても溶けません。

気温に左右されるデリケートなチョコレートには、
生クリームなど温度変化に弱い材料が入っています。

もうすぐ本格的な冬がやってきます。
冬。。。あったかいココアが特に美味しい季節。

カカオ。
その豆の存在が発見されて以来、
多くの人を魅了してきました。

きっと、これからも、ずっと・・・。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月29日の誕生色 : ブリックレッド
■11月29日の誕生花 : ベゴニア (白)、他

心を射抜くピッツィカート

2008年11月29日 | 『風のガーデン』
フジテレビ開局50周年記念ドラマ
『 風のガーデン 』 第8話~フロックス。

まず最初に第7話のあらすじが、
ピックアップされた映像とともにサーッと流れます。

そろそろ、毎回ハンカチが必要みたい。。

BGMには、ピアノの音色。
音楽が進むにつれて、今度はヴァイオリンが。
そして、まるで語り合うかのようなアンサンブルに。

「乙女の祈り」のピアノ&ヴァイオリン(?)ヴァージョン
のBGMが流れるのは・・・
森でエゾエンゴサクの球根を掘り起こしていた岳(神木隆之介)に、
やり方を教わりながら、貞美(中井貴一)も掘るシーンだったような。

第8話終盤。
夜中に貞美(中井貴一)のキャンピングカーの中で、
散らばった麻薬パッチやエコー写真に
次々と懐中電灯を当てて見る貞三(緒形拳)。

確か、そのときのBGMは、単音のピッツィカート (pizzicato)

    ※ピッツィカート
      ヴァイオリンなど弦楽器の弦を、
      弓で弾かずに、指ではじいて音を出す演奏技法。

見ている側の心の奥がピンとはじかれるような、
そんな感触を覚えました。

心を射抜く、とても効果的な音でした。


実は、私、このドラマは録画していないんです。
見るのは、リアルタイムで1回だけ。

録画してしまうと、繰り返し見たくなるのと、
録画に頼って、ぼ~っと見てしまうから。

なので、ドラマの細かいシーンや、場面と音楽の関係などは、
記憶が曖昧(あいまい)だと思います。





『 風のガーデン 』 関連記事
  2008 年 11 月 24 日  風のノクターン
  2008 年 11 月 22 日  彩りのノクターン
  2008 年 11 月 14 日  ピアノとチェロによる「乙女の祈り」
  2008 年 10 月 24 日  正 直
  2008 年 10 月 10 日  『 風のガーデン 』 を見て


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  2008 年 11 月 23 日  ノクターン第20番 嬰ハ短調 「遺作」