午前10時37分 撮影
雨のにおいの残る朝。
空は一面雲に覆われて。
一日中、雲の多い天気かと思っていたら、
陽射しが出てきて、あたたかくなりました。
きょう11月7日は 立冬 です。
二十四節気のひとつで、
はじめて冬の気配が現われてくる日
とされています。
秋色の中に、冬色が混じる季節になったのですね。
花屋さんの店先には、
赤やピンクのシクラメンが並んでいます。
■11月7日の誕生果
アルプス乙女 (あるぷすおとめ)
乙女心、誠実な愛情
・和名 : アルプスオトメ
・分類 : バラ科、 リンゴ属
・原産地 : 日本
アルプス乙女。
日本アルプスのふもとで生まれた、世界一小さいリンゴ。
クラブリンゴ (crab apple) に属す、小果の品種です。
1964(昭和39)年、長野県松本市のリンゴ園で、
内山紅玉 と ふじ との偶然実生として生まれました。
1968(昭和43)年に、長野県経済連が命名し、
商標登録も得ています。
小ぶりで真っ赤なリンゴの姿は、とても可愛らしく、
まるでアルプスの少女ハイジのようだということから、
「アルプス乙女」と名付けられたのだそうです。
果実は、鶏卵くらいの大きさ。
果形は長円形で、果柄は果実に対して長め。
果皮は、全面濃紅色で、光沢あり。
果肉は、橙黄色で、肉質はやや粗め。
適度な酸味と高い糖度で、
丸かじりが美味しいリンゴです。
サラダやデザートにもピッタリですし、
丸ごと焼きりんごにすると、見た目も可愛いですね。
また、庭先などに植えて、
観賞用としても楽しめるリンゴです。
あまりにも可愛らしいリンゴで、
まるで蝋細工かオモチャかとも思いたくなるくらい。
それでも、リンゴとして生まれてきたからには、
見て楽しんでもらった後は、
美味しいうちに食べてもらえるのが本望かもしれません。
誕生果とくだもの言葉 出典:
日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
(参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)
■11月7日の誕生色 : サンフラワー
■11月7日の誕生花 : マリーゴールド、他