午前10時13分 撮影
きょう11月14日は、世界糖尿病デー です。
糖尿病の全世界的脅威を認知するための国際デー
とされています。
インスリンを発見したカナダのバンティング医師の誕生日が、
11月14日であることから。
もともと国際糖尿病連合(IDF)と、世界保健機関(WHO)とが
定めていた記念日でした。
2006年12月20日、国連において
「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」が採択されました。
それとともに、世界糖尿病デー が国連の記念日として
認定もされたのですね。
世界糖尿病デーの公式ホームページへは
コチラ からどうぞ♪
青は、「糖尿病の予防や治療」の啓発を呼びかける
シンボルカラーです。
世界糖尿病デーの今日。
国内外の多くの場所で、ブルーライトアップがされました。
日本の東京では、赤と白で見慣れている東京タワーが、
今夜だけは美しいブルーに……。
今夜、いつもと何かが違う? と感じたら、
どこかがブルーライトアップされていたのかもしれません。
■11月14日の誕生果
金星 (きんせい)
思いやり
・和名 : キンセイ
・分類 : バラ科、 リンゴ属
・原産地 : 日本
金星。
黄金の輝きのあるリンゴ。
ゴールデンデリシャスを種子親に、国光を花粉親として
交配した実生を育成・選抜したものと考えられていました。
しかし、どうやら国光の遺伝子を持っていないのではないか、
という説も出ています。
金星の出生には、ベールがかかった状態なのですね。
この金星リンゴ。
最初は、「金嶺(きんれい)」と命名されました。
青森県の岩木山のふもとで作出された
黄金色のリンゴであることからです。
ところが、登録の際に「金星」と改名され、
1972(昭和47)年に名称登録されました。
(なぜ改名されたのかはナゾです。)
綺麗な金色の金星は、有袋栽培です。
また、少し袋を裂いて、一部だけ日光に当てると
日光に当たった部分だけ紅色になります。
この一部だけ紅色に染まった金星リンゴは、
「三日月」や「メッシュ」という名前で出ていることも。
無袋栽培された金星は、
サビやアバタが多く、ざらつきが著しく、
贈答用には不向きとされています。
しかし、無袋栽培された金星の味は良いので、
自宅用ならば、無袋がオススメだと思います。
肉質はかたく、ややち密で多汁。
甘みが強く、酸味は少ない、濃厚な味で、
さわやかな歯ざわり。
収穫期は11月上旬~12月中旬頃。
保存性が高いので、春先まで出回るようです。
キラ星のようなリンゴ、金星。
その外観はもちろんのこと。
パリッとした歯ざわりと、口の中に広がる香りと甘みも、
ピカイチのリンゴなのですね。

日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
(参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

■11月14日の誕生色 : ガンメタル
■11月14日の誕生花 : クリスマスローズ、他