森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

静かな「とき」の中で

2009-07-02 | 絵・アート
 
テレビでは連日、「日本で一番、彼を知らない男」が出てきて
生きている時と変わらず、デマばかりを撒き散らしています。

一方で、
真実の彼を知っている人たちが、未だ悲しみが押し寄せる前の、
静かで不思議な感覚の時間を過ごしているというのに。

彼がどうしてこれほどファンに愛されるのか、
そうでない人たちには理解できないかもしれません。
「メディアの流す醜聞まみれの人」と、「私たちの知っている彼」
とが、あまりにかけ離れすぎていて。

誰もが認める「類まれな才能」だけなら、これ程、痛みが大きい
わけはありません。
一人の人間として、彼は、本当に愛すべき人でした。


成人した男性に、このような表現はおかしいのかもしれないけど
「チャーミング」な人でした。

恥ずかしがりやなのに気が強いところもあって
好きなものは頑固に守り続け
情にもろく、ゆえに騙されやすく
子供のようだけれど、頭の切れる人

22年の間彼を見てきて、ずっと変わらず
「愛らしい人」のままでした。
 
彼は、私の絶望のときに現れた「光」でした。
そして、彼から沢山のものを貰いました。
3人の子供と共に生きる勇気を
もちろんその才能がもたらしてくれる感動と歓びを
そして何より大きかったのが、
「人生を分かち合える友」を得たことです。

去ってしまった人もいるけれど、でも今でも友人です。
残っているファンは、ある意味「戦友」だったかもしれません。
最後の日まで、「偏見」という敵と、一緒に戦った・・。




この絵は今も海外ファンの画家さんのサイトに
掲載されているようですが、メールで許可を求められたのは
掲載のだいぶ後でした(笑)
大好きな「手」です。
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