森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

永遠の皆既日食

2009-07-22 | マイケル・ジャクソン
その夜は眠れず、うつらうつらし始めて間も無くのこと
身体の痙攣で突然目が醒めた。
その6月26日の朝、マイケルの訃報を聞いた。
アメリカ時間で25日。

その日から思考を停止したためか、4日間くらいは毎日
短時間だけれども、ぐっすり眠ることができた。
でもやはりそれは長続きせず、その後また前より酷い不眠に
悩まされている。

当然体調は優れず、身体は浮腫み、信じられないほどの
肩の痛みにも襲われる。心の痛みはもっと厄介で、処すべき
方法があるのかどうかも分からない。

投げやりな気持ちなんかではなく、今まで楽しみだったことの
全てが無意味に思えて、どう足掻いても気力そのものが湧いて
こない。
心にぽっかり穴が開いたというのはこの事かと、多分マイケルの
ファンの殆どが、今まさにそう感じているのだろうと思う。

ふらふらと用事を済ませて道を歩いていると、うっかり事故に遭
いそうになったり、つい火の始末を忘れそうになるやらで、慌てて
身を引き締める。こんなんで「後追い」なんて言われたら、子供が
恥ずかしいに違いない(笑)

マイケルのファンの殆どは、後追いなど考えないと思う。
マイケルの思想に反するし、同じ場所に行けないと思うからだ。
でも、この世に生きていても仕方ないような気さえするのは
どうにも否めない。

皆既日食に人々が大騒ぎする中、私には光が二度と
戻らないような気さえする。
太陽を失くしたも同然の私たちに、希望などない。
人は希望なくしては、生きられないのだ。

私の場合、もう子供たちは一人立ちできる年齢だ。
一番心配だった離れて暮らす息子は、先日の電話でも
話す時間さえ無駄そうに「用件だけにして」と言った(笑)

だからと言ってはアレだけど、このまま弱るならそれはそれで
自然の成り行きに他ならない。あるがまま、天に任せようと。


福太郎には娘たちがいるけど、シッポは私が居なければ
生きていけないだろうから、シッポちゃんが生きてるうちは、
何とか頑張らねば。



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