森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

鼻の中の形から、副鼻腔炎?

2016-02-12 | 環境・健康
長い間ブログを放置した理由は、やや長引いた風邪によるものではなく、その後に罹
ったというか、悪化した、「副鼻腔炎」からの蓄膿によるものでした。
一週間前、激しい頭の痛みで目が覚めてトイレに行き、そこで嘔吐しました。
それが明け方まで何度もあり、いつもの偏頭痛とは違ったのでこれはただ事ではない
ぞと、たまたま休日だった娘に起きてもらいました。 

すぐさま病院勤めの娘が色々手配してくれて、少し遠くの総合病院で救急外来でのCT
検査を受けることができました。
結果、血管には何も異常は見られないけれど、頭(顔)の左側の広い部分に影がハッキ
リと写っていました。問診で原因かもと話した副鼻腔炎による蓄膿に間違いないでしょ
うと、医師からも告げられました。

この年齢まで生きて、そういう検査が「生まれて初めて」というのも不思議ですが、脳
そのものに異常が無くて、ムカムカと吐き気があるモノの、少しホッとしました。
これまで少々体調が悪くとも、歯医者以外、何十年も病院へ行くのを拒んできた「ツ
ケ」が回ってきたというところでしょうか。

私の場合は以前、急性の副鼻腔炎を発症したときに「そのうち,頬や目の上にも膿が溜
まるかも」と言われていたので、それっぽい症状があると「チクナイン」や「なた豆茶」
などでなんとか誤魔化してきたことからこれまで重症に至らず、この度の風邪が元でこん
なことになったのかもしれません。もしかしたら厄介な慢性副鼻腔炎に移行していたのか
もしれません。歯茎や酷い左側の肩凝り、左によく出る偏頭痛もそのせいかもと、実は以
前から密かに思っていたのでした;

なぜそれを自己流の治療で済ましてきたかと言えば、大きな理由の一つは手術が嫌だった
からです。以前、「ためしてガッテン」という番組で蓄膿を取りあげた時に、何度も繰り
返す人は、最終的には手術でしか完治しないと言っていたからでした。
そういう人の多くが「鼻中隔彎曲症」という鼻の内部の中心部が曲がっていることにより
様々な症状を引き起こすとのことで、自分でもどうやら私はこれに当たると思っていたか
らです。

(以下、こちらから抜粋させていただきました。)

鼻中隔は、「鼻中隔軟骨、篩骨正中板(シコツセイチュウバン)、鋤骨(ジョコツ)」という3つの骨で構成されています。それぞれの骨は、成長過程において発育のスピードが異なります。例えば、軟骨ばかりが発育し過ぎたり、鋤骨の発育だけが遅すぎたりなど、3つの骨のバランスがくずれると、鼻中隔が曲がったり飛び出たりしてしまうのです。
 また、鼻中隔の彎曲は、4足歩行の動物は見られず、2足歩行する動物だけに見られる現象です。このことから、鼻中隔が彎曲するのは、生物の進化の過程も関係していると考えられています。
 どういうことかというと、犬など4足歩行の動物を横から見ると、鼻が前方に大きく突き出し、脳は後方に位置しています。しかし、進化の過程で、人間は2本足で立ち上がり、脳が大きく発達しました。その結果、脳が鼻の上に乗る形になり、鼻を縦に貫く鼻中隔に、脳の重みがかかるようになったため、鼻中隔が曲がったのだともいわれています。


進化論にやや疑問ありの私としてはちょっとアレですが、進化した人だけに見られると言
われれば悪い気はしないです(違う?)

その後診てもらうことになった耳鼻科の先生は、その形成不全は、恐らく幼少期に鼻に炎
症を起こした方が多いように見受けられます。と言われました。そう言えばよく風邪引い
たかもしれないし、中耳炎も起こした記憶が・・・。
現在はまだ強い抗生物質と膿汁を出す薬を服用していて、お腹や胃に不快感ありですが、
あの時の強い吐き気と頭痛に比べたらなんてことありません・・。

それにしても急なことで二日間も病欠し、脳のCTに影?で上司にもびっくりされてしまっ
て、職場の皆にも交替やらで迷惑をかけてしまったこと、つくづく体調管理の不備に反省し
ている私です。
コメント