森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

長い髪の少女 ザ・ゴールデンカップス 2009

2016-12-02 | 音楽
昨夜、テレビのプログラムの中に「もう一度会いたい・・・伝説のバンド!ザ・ゴールデンカップス」
というタイトルを見つけ、急いでチャンネルを合わせた。

少女の頃、大ブームだったGSでは、私はタイガース派だったのでカップスにそれ程の思い入れは
なかったけど、彼らの「長い髪の少女」が他のGSのどの曲よりも好きでよく歌った。
アイドルGSの中では異彩を放っていたR&Bバンドということで、ちょっと怖い印象もあったけど、
この曲は鈴木邦彦氏が手掛けただけあって、歌謡曲の様でもあり、歌いやすく、ギターのイントロも
切なく美しくて。 そして何よりあの「マモル・マヌー」の声が好きだった。

長い髪の少女 ザ・ゴールデンカップス 2009


番組では、結成からもう50年になるという彼らがレコードデビューするまでのエピソードや
思いをそれぞれが語り、なかなか見ごたえがあった。
今ではこの曲があって良かったと一様に語るが、彼らの方向性と異なるこの曲を歌うまでの葛藤もあったという。
亡くなったデイヴ・平尾氏のトリビュートコンサートには、岸部一徳(旧・岸部修)や沢田研二も駆けつけ
豪華メンバーが集った映像もあった。皆歳をとったんだなぁと感慨深くもある・・。
昔はこんなに美しかったマモル・マヌー。ふっくらしたけど今でもお顔は綺麗。

人気を二分したルイズルイス・加部さんも、すっかり好々爺といった感じ^^;

彼らとはまた少し違った「ワル」ぶりが印象的だった「シャープ・ホークス」の安岡力也さんも
亡くなったんだよね・・。
・・いい時代だったなぁ・・というより、自分自身にとって未だ何者でもない、希望に溢れた時期だったと気付く。

人は歳を重ねる度に、色んなものを諦めたり、切り捨てたり、手放したりするものなのだと。
番組を観たあと眠るまでの間、様々なことが脳裏を巡り、結局あまり眠れなかった。

余談だけど、デイヴ氏の歌う「ONE MORE CHANCE」のイントロが、私の大好きなこの曲のイントロによく似ていることに気付く。
R.E.M. - Everybody Hurts (Video)

この曲、貼り付けるのいったい何度目だろう(笑)
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