森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

「美しい人生」は、叶わない「夢」?

2018-08-03 | 環境・健康
先日BSの無料チャンネルで「デイ・アフター 2020 首都大凍結」を観た。
こちらの映画、私が何度か取りあげさせていただいた「デイ・アフター・トゥモロー」と、内容が被る
部分が多いけど、やはり多くの映画ファンが言うとおり、後者の方が断然秀作だと思った。

それでも、2020年に「その時」がやってくるというのは、2年後だけど非現実的だとは思えなかった。
というのも、地球温暖化により一気に「氷河期」が訪れるという説は「説得力」があるように思うから。
そして、それがずっと先ではなく、今の地球の異常気象を思い知らされるたびに、もっと近い将来では
ないかと思えるからだ。

あの「インターステラ―」で観た「荒廃した地球」のイメージにも似た「荒野」のように乾いた畑が、
ある時は洪水に呑まれてあっという間に水底に沈む・・私も随分なトシになるが、ここまでの酷い状況
はこれまで観たこともない。

ずっと前に放送された番組だけど、私にとっての「理想の人生」を送る南仏の人々が映し出されていた。
ある時は自宅のアトリエで愛犬と戯れ、ある時は彼らを連れて「ゴッホ」も過ごしたことが在るという
草原に出向き、絵を描く暮らし。


 

 

 

 

 

 

 



歳を取ったらそんな暮らしをしたいなと、夢見ていた。でも、それどころかこのままいくと小さな子供に
さえ「明日」があるかどうか分らない。    
人間に備わった「正常性バイアス」が、迫る危機を見えなくするのかもしれない。
けれども諦めるのはまだ早い。人間の知恵と叡知を信じたい。

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