先日BSの無料チャンネルで「デイ・アフター 2020 首都大凍結」を観た。
こちらの映画、私が何度か取りあげさせていただいた「デイ・アフター・トゥモロー」と、内容が被る
部分が多いけど、やはり多くの映画ファンが言うとおり、後者の方が断然秀作だと思った。
それでも、2020年に「その時」がやってくるというのは、2年後だけど非現実的だとは思えなかった。
というのも、地球温暖化により一気に「氷河期」が訪れるという説は「説得力」があるように思うから。
そして、それがずっと先ではなく、今の地球の異常気象を思い知らされるたびに、もっと近い将来では
ないかと思えるからだ。
あの「インターステラ―」で観た「荒廃した地球」のイメージにも似た「荒野」のように乾いた畑が、
ある時は洪水に呑まれてあっという間に水底に沈む・・私も随分なトシになるが、ここまでの酷い状況
はこれまで観たこともない。
ずっと前に放送された番組だけど、私にとっての「理想の人生」を送る南仏の人々が映し出されていた。
ある時は自宅のアトリエで愛犬と戯れ、ある時は彼らを連れて「ゴッホ」も過ごしたことが在るという
草原に出向き、絵を描く暮らし。
歳を取ったらそんな暮らしをしたいなと、夢見ていた。でも、それどころかこのままいくと小さな子供に
さえ「明日」があるかどうか分らない。
人間に備わった「正常性バイアス」が、迫る危機を見えなくするのかもしれない。
けれども諦めるのはまだ早い。人間の知恵と叡知を信じたい。
こちらの映画、私が何度か取りあげさせていただいた「デイ・アフター・トゥモロー」と、内容が被る
部分が多いけど、やはり多くの映画ファンが言うとおり、後者の方が断然秀作だと思った。
それでも、2020年に「その時」がやってくるというのは、2年後だけど非現実的だとは思えなかった。
というのも、地球温暖化により一気に「氷河期」が訪れるという説は「説得力」があるように思うから。
そして、それがずっと先ではなく、今の地球の異常気象を思い知らされるたびに、もっと近い将来では
ないかと思えるからだ。
あの「インターステラ―」で観た「荒廃した地球」のイメージにも似た「荒野」のように乾いた畑が、
ある時は洪水に呑まれてあっという間に水底に沈む・・私も随分なトシになるが、ここまでの酷い状況
はこれまで観たこともない。
ずっと前に放送された番組だけど、私にとっての「理想の人生」を送る南仏の人々が映し出されていた。
ある時は自宅のアトリエで愛犬と戯れ、ある時は彼らを連れて「ゴッホ」も過ごしたことが在るという
草原に出向き、絵を描く暮らし。
歳を取ったらそんな暮らしをしたいなと、夢見ていた。でも、それどころかこのままいくと小さな子供に
さえ「明日」があるかどうか分らない。
人間に備わった「正常性バイアス」が、迫る危機を見えなくするのかもしれない。
けれども諦めるのはまだ早い。人間の知恵と叡知を信じたい。