森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

映画三昧

2008-02-23 | 映画ドラマ
たくさんのことを考えねばならなくて
でもいくら考えても答えを見いだせないこともあって
もがき苦しみながらこの数週間を過ごしていた。

でも
生きているとはそういうことなのだ。
のら猫でさえ、毎日を懸命に生きている。
その姿が誰かに温かさや癒しを与えている。

誰だって自分の存在意義を確かめたくなることもあるけど
流れに身を任せることも時には必要なのかもしれない。

悶々と考える間も、友人が週に3本録ってくれるドラマ以外に
自分で録れる2本とレンタルで観ている最新版の2本の、
計7本の海外ドラマを忘れず観たし(笑)
加えて、レンタル屋のキャンペーンで一本百円で借りられる
古い洋画も借りて、普段より多く映画を観ていたことになる。

多分これは脳が癒しを求めた結果だろうけど、現実逃避が
なかなか出来ない私に、強制的に身体がそう動いてくれた
気がする(笑)

その中で、深夜に観た古い映画「ビューティフル」が
ミスコンテストに執着する身勝手な女性のストーリーなのに、
意外にもちょっと泣けた。

なりふり構わず周囲の人たちを傷つけ踏みにじってまでも
必死に栄冠を手に入れようとした主人公を、ミニー・ドライバーが
上手く演じた。
「誰かに愛されたい」と願い、叶わなかった心の飢えと悲しみが
人の生き方をどれだけいびつにしてしまうかを、最後のシーンを
除いて淡々と描いた。

どんな時代に変わろうとも、人の幸せの原点は「愛」なのだと、
しみじみ訴えるこんな小さな作品にこそ、私は大作にない「力」を
貰う。

一昨日の朝日新聞読者の欄に、子供にお手伝いを習慣づけている
女性の投稿があった。その女性が読んだ本の中に、高校生の二人の
娘を持つ主婦が「学生の本分は勉強だから子供達に家事は一切させ
ません」と語る記事がありびっくりしたとあった。

私もたまにそういうことを自慢げに言ってはばからない人に会うと
口があんぐりと開いて、絶対に友達になれないと思ってしまう(笑)
学業も大切だけれど、そういう子育てをしていたら、いくら学歴が
あっても一人前の生活者には絶対になれないと思うし
ただでさえ子供は楽な方に逃げるものだ(ウチの子も然り・笑)

愛があるから親は子を躾ける。
愛のない苦言はただのパワハラだし、子には虐待にもなる。
でも私の子供たちはちゃんとそう受け取ってくれただろうか。
う~ん。

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