11月25日北とぴあ さくらホールで、音楽付きコメディー「病は気から」をみた(作曲:シャルパンティエ、台本:
モリエール、潤色:ノゾエ征爾、演出:宮城聡、オケと合唱:レ・ボレアード、指揮:寺神戸亮)。
病気でもないのに調子が悪い気がする中年男。医者に言われるままにあれこれ薬を飲み、医者を尊敬し過ぎてとうとう
娘を医者の息子と結婚させようとする。これを阻止するために娘や恋人たちが企てたのは、とんでもない儀式。おかげ
でこの男、なんと最後には自分が医者になる!?
これは芝居なのかオペラなのか、頭を悩ますところだ。
フランスの喜劇作家モリエールが最後に書いた傑作喜劇「病は気から」に同時代の人気作曲家シャルパンティエが曲をつけた。
音楽部分と芝居の部分が組み合わされていて、歌手たちが受け持つ場と役者たちが受け持つ場とがほぼ交互に現れる。
筋は単純だが、音楽やら寸劇やらが間に入るし、とにかく盛り沢山でおかしい。
父親が娘と結婚させたい青年というのが、変わり者のノータリンだったり、若い後妻が典型的な財産目当ての女で、家政婦の
機転で彼女が罠にはまり本音を吐いてしまうシーンなど、素朴だが実に楽しい。
歌手には有名な人も多く、外国からの優れた歌手たちもいて、みな素晴らしい。
役者たち(SPAC静岡県舞台芸術センター)は知らない人ばかりだが、これがみなうまい。
演出も潤色も非常によい。日本の聴衆向けに、実に分かり易くされている。例えば人物名だが、長女アンジェリックをアンジに
したり、大活躍する家政婦トワネットをトットにしたり、と言い易い。アンジの恋人クレアントはなぜかケロッグだが・・。
覚えてもらい易いため?
モリエール、潤色:ノゾエ征爾、演出:宮城聡、オケと合唱:レ・ボレアード、指揮:寺神戸亮)。
病気でもないのに調子が悪い気がする中年男。医者に言われるままにあれこれ薬を飲み、医者を尊敬し過ぎてとうとう
娘を医者の息子と結婚させようとする。これを阻止するために娘や恋人たちが企てたのは、とんでもない儀式。おかげ
でこの男、なんと最後には自分が医者になる!?
これは芝居なのかオペラなのか、頭を悩ますところだ。
フランスの喜劇作家モリエールが最後に書いた傑作喜劇「病は気から」に同時代の人気作曲家シャルパンティエが曲をつけた。
音楽部分と芝居の部分が組み合わされていて、歌手たちが受け持つ場と役者たちが受け持つ場とがほぼ交互に現れる。
筋は単純だが、音楽やら寸劇やらが間に入るし、とにかく盛り沢山でおかしい。
父親が娘と結婚させたい青年というのが、変わり者のノータリンだったり、若い後妻が典型的な財産目当ての女で、家政婦の
機転で彼女が罠にはまり本音を吐いてしまうシーンなど、素朴だが実に楽しい。
歌手には有名な人も多く、外国からの優れた歌手たちもいて、みな素晴らしい。
役者たち(SPAC静岡県舞台芸術センター)は知らない人ばかりだが、これがみなうまい。
演出も潤色も非常によい。日本の聴衆向けに、実に分かり易くされている。例えば人物名だが、長女アンジェリックをアンジに
したり、大活躍する家政婦トワネットをトットにしたり、と言い易い。アンジの恋人クレアントはなぜかケロッグだが・・。
覚えてもらい易いため?
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