ロビンの観劇日記

芝居やオペラの感想を書いています。シェイクスピアが何より好きです💖

2017年の芝居の回顧

2018-03-16 16:37:49 | 回顧
さて、今年もまた昨年の総括をしなくてはいけない季節となりました。
昨年は22作品を見ました。その中から、特に印象深かったものを挙げてみましょう。
カッコ内は特に光っていた役者さんです。


7月  怪談 牡丹燈籠    三遊亭円朝原作フジノサツコ脚本 森新太郎演出    すみだパークスタジオ倉 (太田緑ロランス、花王おさむ)                                  
                  ※脚本、演出、役者の三拍子そろって圧倒的な迫力!
         
10月 トロイ戦争は終わらない  ジャン・ジロドゥ作     栗山民也演出    新国立劇場中劇場    (一路真輝)      
                  ※いかにもフランス的な?とは言え迫力ある魅力的な大作

    リチャード三世      シェイクスピア作      プルカレーテ演出  東京芸術劇場プレイハウス    
                  ※「リチャード三世」という芝居は、ある意味、楽しんだ者勝ち!
 
    危険な関係        ラクロ原作、ハンプトン作  R.トワイマン演出  シアターコクーン   (鈴木京香)      
                  ※日本趣味な演出はさておき、実に面白い作品

11月 プライムたちの夜     ジョーダン・ハリソン作   宮田慶子演出    新国立劇場小劇場          
                  ※道具立ては変わっても、変わらないのが人間の心

    THE DEAL~取引   マシュー・ウィッテン作   松本祐子演出    シアター711     (田中壮太郎)        
                  ※小さな会場にふさわしい、実によく出来た魅力的な芝居 
   

最優秀女優賞:一路真輝(「トロイ戦争は終わらない」におけるエレーヌ役)  

最優秀男優賞:該当者なし

その他、特に印象に残った役者さんたちは次の通り。

篠山輝信・・・「チック」の主人公の少年マイク役
筑波竜一・・・「斜交」の犯人木原役
柿澤勇人・・・「アテネのタイモン」の若き武将役
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