12月6日サントリーホールで、ヤナーチェクのオペラ「ブロウチェク氏の旅行」を観た(セミ・ステージ形式、東京交響楽団定期、M.オタヴァ演出)。
またも日本初演!オケの奥に歌手たちの演技のための空間を設けてある。
チェコから招聘された6人の歌手が皆うまい。特に主役のヤン・ヴァツィークと、マーリンカ役のマリア・ハーンが素晴しい。
チェコ語上演ゆえ字幕が出るが、それと共に映し出されるチェコの街並みや地下室の映像がイメージを喚起してくれて効果的。
第1部で主人公は月の世界へ、第2部では15世紀のフスの反乱の時代へと旅する。その頃の歴史をもっとよく知っていたら・・・と残念だった。
字幕の日本語が時々分からない。「反キリスト教徒と聖職者たちをやっつけろ」(だったか?)とか・・・一体どういう意味なのか。解説がないとフツーの日本人には理解不能だ。それともこれもやっぱり歴史を知らないからなのだろうか。
音楽は叙情的で多彩。その描写力に圧倒される。
歌手たちの水準の高さに比べると、演出がイマイチだった。
ヤナーチェクのオペラを観るのは「利口な女狐の物語」「マクロプロス家の事」に続いて3作目。どれも題材、ストーリー、音楽がみな素晴しく、見応え聴き応えのある作品だった。彼のオペラは全部で9作あるとか。今後の楽しみだ。
またも日本初演!オケの奥に歌手たちの演技のための空間を設けてある。
チェコから招聘された6人の歌手が皆うまい。特に主役のヤン・ヴァツィークと、マーリンカ役のマリア・ハーンが素晴しい。
チェコ語上演ゆえ字幕が出るが、それと共に映し出されるチェコの街並みや地下室の映像がイメージを喚起してくれて効果的。
第1部で主人公は月の世界へ、第2部では15世紀のフスの反乱の時代へと旅する。その頃の歴史をもっとよく知っていたら・・・と残念だった。
字幕の日本語が時々分からない。「反キリスト教徒と聖職者たちをやっつけろ」(だったか?)とか・・・一体どういう意味なのか。解説がないとフツーの日本人には理解不能だ。それともこれもやっぱり歴史を知らないからなのだろうか。
音楽は叙情的で多彩。その描写力に圧倒される。
歌手たちの水準の高さに比べると、演出がイマイチだった。
ヤナーチェクのオペラを観るのは「利口な女狐の物語」「マクロプロス家の事」に続いて3作目。どれも題材、ストーリー、音楽がみな素晴しく、見応え聴き応えのある作品だった。彼のオペラは全部で9作あるとか。今後の楽しみだ。
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