ここのスラッシュドットニュース
MSKK社長曰く「Winny問題は日本のデジタルワークスタイルの遅れが原因」
http://slashdot.jp/articles/07/08/22/2329250.shtml
によると、マイクロソフト社長が以下のように発言したそうだ
(以下斜体は上記サイトより引用)
Winnyでの情報漏えい事件や年金記録の問題は、レガシーシステムを使い続けていることが原因であり、日本社会が抱える深刻な問題であると指摘したうえで、「Windowsのような標準技術に基づくオープン・システムに移行することで、日本のITを取り巻く深刻な問題を解決してほしい」と訴えたのだそうだ。
年金はさておき(コレも違うと思うけど)Winnyの原因は、レガシーシステムを使い続けていることが原因なのか?
たとえば、WinnyのBREW版ってないよねえ。。もしあったら、アドレス帳を勝手に送って。。とかなったら、大問題になりそうだけど、絶対にない。
理由は、BREW開発自体が、日本においてはオープンでなく、クローズドだし(クアルコムから証明書をもらい、日本市場をはじめから狙わない場合を除く)、日本でBREWアプリを載せるとしたら、KDDIの審査を受けなければならない。かりに、BREW版Winnyが作れたとしても、その審査にはまず通らないだろう。
このように、クローズドなしステムなら、そもそもWinnyが載らないので、それによる被害もない。オープンシステムだからこそ、Winnyが移植でき、それを利用して被害が出るんじゃあ・・・つーか、WindowsユーザーがWinny使って問題おこし、クローズドなBREW使って、Winny問題起きてない時点で、むしろ、オープンのほうが危険だと思うけど・・
これ、逆にKDDIの人が、
「オープンは危険です。BREWでは、Winnyの問題は起きていません。みんな、BREWベースでアプリを作りましょう(^^;)v」って、逆に宣伝しても、違和感ないと思うけど。。
そうそう、だから防衛庁も、機密保持をまじめに考えるなら、OSも、防衛庁内で自作すればいいんだよね。アプリケーションのワープロも表計算も。。。
アプリケーションのワープロ、表計算に関しては、国内でも作れるわけだし(例:ジャストシステム)、OSに関しては、暗号化された実行ファイルだけが、動くようにするっていう仕様なら、一部変更なので、そんなに難しくないし。。
Linuxあたりをベースにして作れば、これからどんどん捨てられる中古パソコンをリサイクルすれば使えるので、費用的にも割安だし・・
アプリケーションの作成ファイルも暗号化し、機密性のないもの、低いものは、ネットで鍵をわたし、機密性の高いものは、生体認証の結果を利用して鍵を生成するとか、なにか、鍵になるものを提示しないといけないとかにすれば・・・
かりにアプリケーションファイルが盗まれても、解読できない・・
そもそも、軍事機密が、オープンなものの上にあっていいのか?って言うほうが問題かも・・
軍事機密は、クローズドなシステムの上にあって、他者と情報交換するときだけ、オープンなフォーマットにしたほうが、安全なんじゃないか??
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