8月6日
数学基礎論 サマースクール2017
の2日目午前前半(1日目の続き)を聞いてきた!ので、メモメモ
昨日のまとめ
問題とは 入力された各文字列に対し答えが真か偽か定めたもの(のこととする)
計算機構を厳密に定義 2つ→不可能性を示せた
チューリング機械で解ける→機械的に溶ける
受理する:
認識する:真と偽で対称ではない
決定する:受理するときもしない時も停止する
決定可能:LもLの補問題も認識可能
可能:チューリング機械が存在する
→有限状態機械は、認識すると決定するが区別できなかった
U:万能チューリング機械→対角線論法
・問題のむずかしさの比較:帰着
ポストの揃え不可能性問題
(1)札は決まっていない
(2)一番初めのものはきまっている
(2)が解ければ(1)はとける
(1)は(2)に帰着される
実は逆も言えるけど、難しい
(1)が解ければ、(2)が解ける
上の段:文字のはじめに! 下の段:文字のおわりに!
→そして、!(2)の1枚目にすれば、!ではじまるのは、それしかないので、
それしか使えない
Uばー:認識不能
↓ 帰着→これをこれからいいます!
ポストの揃え(初手):認識不能
↓ 帰着
ポストの揃え不可能:認識不能
・U:
上の段:#(開始状況)
下の段:状況
→上の段を、下の段の状況に合わせようとすると、下の段は自動的にうまる
・ヒルベルトの決定問題
一階述語論理で書かれた主張が与えられたとき、それがこうしん(=証明可能)
か否かを決定する機械的な手順があるか
解釈によるときは、いいえと答えてください
どう解釈しても、存在するときは、はいと答えてください
もしあるとすると、Uが決定可能になってしまうので、無い
おまけ
・計算量
解析機関:Analytic engine チャールズ バベジ
同じ問題を解くにも複数の方法がある
・計算量の考え方
1.チューリング機械の繊維の回数で図る
2.入力文字数の長さに関する関数として表す(最悪時評価)
3.その関数の増大の速さに着目
→増大の速さが、多項式以内かが重要
多項式時間の機械で多項式問題をPとする
→多項式以内か否かが重要:入力が大きくなると、手間が大違い
→指数個の組み合わせから何かを探す場面は多い(組み合わせ爆発)
素数、ハミルトン閉路
→素数に関しては、nの多項式時間で解く方法が見つかった
→ハミルトン閉路は見つかっていない
問題■■は容易に解けるか=効率の良い算法が存在する?
可能とも不可能とも示せない重要な問題は多い
多項式時間で解けない問題
→多くの時間を使うと、より多くの問題が解ける:階層定理
NP問題
多項式時間算法は見つかってはいないのだが
多項式時間算法が存在しないと証明されたわけでもない問題
・まとめ;問題の分類
認識可能
決定可能
EXP
NP?
P
REG
・より詳しい入門書 「計算理論の基礎」
停止問題:決定可能でない
決定可能→どれくらい決定可能でないかの段階がある
→停止問題に帰着しない決定可能問題もある
多項式でも指数でもない、その間
例2のlognの2乗
このあと、応用編だったのだが・・・
ごめん、よくわからなかったので、
メモは、控えておく・・・
数学基礎論 サマースクール2017
の2日目午前前半(1日目の続き)を聞いてきた!ので、メモメモ
昨日のまとめ
問題とは 入力された各文字列に対し答えが真か偽か定めたもの(のこととする)
計算機構を厳密に定義 2つ→不可能性を示せた
チューリング機械で解ける→機械的に溶ける
受理する:
認識する:真と偽で対称ではない
決定する:受理するときもしない時も停止する
決定可能:LもLの補問題も認識可能
可能:チューリング機械が存在する
→有限状態機械は、認識すると決定するが区別できなかった
U:万能チューリング機械→対角線論法
・問題のむずかしさの比較:帰着
ポストの揃え不可能性問題
(1)札は決まっていない
(2)一番初めのものはきまっている
(2)が解ければ(1)はとける
(1)は(2)に帰着される
実は逆も言えるけど、難しい
(1)が解ければ、(2)が解ける
上の段:文字のはじめに! 下の段:文字のおわりに!
→そして、!(2)の1枚目にすれば、!ではじまるのは、それしかないので、
それしか使えない
Uばー:認識不能
↓ 帰着→これをこれからいいます!
ポストの揃え(初手):認識不能
↓ 帰着
ポストの揃え不可能:認識不能
・U:
上の段:#(開始状況)
下の段:状況
→上の段を、下の段の状況に合わせようとすると、下の段は自動的にうまる
・ヒルベルトの決定問題
一階述語論理で書かれた主張が与えられたとき、それがこうしん(=証明可能)
か否かを決定する機械的な手順があるか
解釈によるときは、いいえと答えてください
どう解釈しても、存在するときは、はいと答えてください
もしあるとすると、Uが決定可能になってしまうので、無い
おまけ
・計算量
解析機関:Analytic engine チャールズ バベジ
同じ問題を解くにも複数の方法がある
・計算量の考え方
1.チューリング機械の繊維の回数で図る
2.入力文字数の長さに関する関数として表す(最悪時評価)
3.その関数の増大の速さに着目
→増大の速さが、多項式以内かが重要
多項式時間の機械で多項式問題をPとする
→多項式以内か否かが重要:入力が大きくなると、手間が大違い
→指数個の組み合わせから何かを探す場面は多い(組み合わせ爆発)
素数、ハミルトン閉路
→素数に関しては、nの多項式時間で解く方法が見つかった
→ハミルトン閉路は見つかっていない
問題■■は容易に解けるか=効率の良い算法が存在する?
可能とも不可能とも示せない重要な問題は多い
多項式時間で解けない問題
→多くの時間を使うと、より多くの問題が解ける:階層定理
NP問題
多項式時間算法は見つかってはいないのだが
多項式時間算法が存在しないと証明されたわけでもない問題
・まとめ;問題の分類
認識可能
決定可能
EXP
NP?
P
REG
・より詳しい入門書 「計算理論の基礎」
停止問題:決定可能でない
決定可能→どれくらい決定可能でないかの段階がある
→停止問題に帰着しない決定可能問題もある
多項式でも指数でもない、その間
例2のlognの2乗
このあと、応用編だったのだが・・・
ごめん、よくわからなかったので、
メモは、控えておく・・・