ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

計算理論からみた問題の分類を聞いてきた

2017-08-06 21:57:15 | Weblog
8月6日

数学基礎論 サマースクール2017


の2日目午前前半(1日目の続き)を聞いてきた!ので、メモメモ




昨日のまとめ
 問題とは 入力された各文字列に対し答えが真か偽か定めたもの(のこととする)
 計算機構を厳密に定義 2つ→不可能性を示せた
 チューリング機械で解ける→機械的に溶ける
  受理する:
  認識する:真と偽で対称ではない
  決定する:受理するときもしない時も停止する
  決定可能:LもLの補問題も認識可能
  可能:チューリング機械が存在する
 →有限状態機械は、認識すると決定するが区別できなかった
 U:万能チューリング機械→対角線論法

・問題のむずかしさの比較:帰着
 ポストの揃え不可能性問題
  (1)札は決まっていない
  (2)一番初めのものはきまっている
 (2)が解ければ(1)はとける
   (1)は(2)に帰着される
 実は逆も言えるけど、難しい
 (1)が解ければ、(2)が解ける
  上の段:文字のはじめに! 下の段:文字のおわりに!
 →そして、!(2)の1枚目にすれば、!ではじまるのは、それしかないので、
  それしか使えない

   Uばー:認識不能
    ↓ 帰着→これをこれからいいます!
   ポストの揃え(初手):認識不能
    ↓ 帰着
   ポストの揃え不可能:認識不能

・U:
   上の段:#(開始状況)
   下の段:状況
 →上の段を、下の段の状況に合わせようとすると、下の段は自動的にうまる

・ヒルベルトの決定問題
 一階述語論理で書かれた主張が与えられたとき、それがこうしん(=証明可能)
 か否かを決定する機械的な手順があるか
   解釈によるときは、いいえと答えてください
   どう解釈しても、存在するときは、はいと答えてください
 もしあるとすると、Uが決定可能になってしまうので、無い

おまけ
・計算量
 解析機関:Analytic engine チャールズ バベジ

 同じ問題を解くにも複数の方法がある

・計算量の考え方
 1.チューリング機械の繊維の回数で図る
 2.入力文字数の長さに関する関数として表す(最悪時評価)
 3.その関数の増大の速さに着目
  →増大の速さが、多項式以内かが重要

 多項式時間の機械で多項式問題をPとする
  →多項式以内か否かが重要:入力が大きくなると、手間が大違い
  →指数個の組み合わせから何かを探す場面は多い(組み合わせ爆発)
    素数、ハミルトン閉路
     →素数に関しては、nの多項式時間で解く方法が見つかった
     →ハミルトン閉路は見つかっていない
 問題■■は容易に解けるか=効率の良い算法が存在する?

 可能とも不可能とも示せない重要な問題は多い

 多項式時間で解けない問題
 →多くの時間を使うと、より多くの問題が解ける:階層定理

 NP問題
  多項式時間算法は見つかってはいないのだが
  多項式時間算法が存在しないと証明されたわけでもない問題

・まとめ;問題の分類
  認識可能
  決定可能
  EXP
  NP?
  P
  REG

・より詳しい入門書 「計算理論の基礎」


停止問題:決定可能でない
 決定可能→どれくらい決定可能でないかの段階がある
 →停止問題に帰着しない決定可能問題もある

多項式でも指数でもない、その間
 例2のlognの2乗





このあと、応用編だったのだが・・・
ごめん、よくわからなかったので、
メモは、控えておく・・・


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市場予測の精度でも取引実績でも、AIは人間より優秀だ。

2017-08-06 12:33:49 | Weblog
【タイトルの引用元】

ウォール街を襲うAIリストラの嵐
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/08/ai-17_1.php

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研究不正のバーチャル体験型の学習シミュレーション

2017-08-06 09:24:55 | Weblog
The lab
http://lab.jst.go.jp/

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