ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

コロナをCTでAIが判定するために、今NIIがしてることを

2020-06-15 08:22:25 | Weblog

6月13日、

NIIオープンハウス2020 基調講演2

で紹介していたのでメモメモ




■ごあいさつ
・ことしはおんらいんだぜ!

■「NLPオープンコラボレーションによるCOVID-19世界情報集約サイトの構築」
・新型コロナうウィルス
 オンライン会議・講義
 オンラインコラボレーション
 未曽有の事態
 世界には先行事例・兆候
    ↓自然言語処理をつかって
 NLPオープンコラボレーションによる
 COVID-19世界情報集約サイトの構築

→4月から一般にも公開
  カテゴリ
   X
  国・地域
 でアクセスできる
  国・地域
   X
  カテゴリ
 でも

構築フロー
 サイト収集:クラウドソーシング
 クローリング
 機械翻訳
 カテゴリ分類:機械学習
 世界情報DB
 インターフェース

サイト収集(クラウドソーシング)
 信頼できる情報は、その国の人は知っている
 →クラウドソーシング

情報サイトクローリング

機械翻訳の運用
「みんなの自動翻訳」
 WebAPIからも利用可能

クラウドソーシング(国内)によるラベル付け
記事カテゴリの自動分類

DeepLearningによるNLPの進化
・意味評議
・Attention
・プレトレーニング

きっかけ
Word2Vec(013)
Neural Machine Translation
→RNN

Attention:着目するところを決める

BERT:
たくさんの層でアテンション→Transformer

単言語で:BERT
 様々なタスクでのFine Tuning

問題:
 Data Hungry

記号処理の融合

論文からのマルチホップ関係知識抽出

先ほど紹介したサイト
 ファクトチェック記事もある

■Twitterデータ
・COVID-19に関する社会の反応を観察可能
  必要・不要
  不安やおそれ
  非難、差別、いやがらせ
  どんな議論
・非難・差の別対象の変遷
 自分が気に入った情報しか見ない→コロナも

Q:バイアスがかかった発言は
A:最近そういう研究アリ

■J-MID基板上でのCOVID-19検査の状況、AI解析への期待
医学放射線学会の取り組み

・J-MID:CTデータを集めている
 基盤システム

・蓄積順調 1億3千枚

・CovidのAIを企画

・新型コロナウィルス感染症での画像診断の有用性
 網状→収縮
・ダイアモンドプリンセス号のPCR陽性症例に対する胸部CT
 →症状が出る前から判断できる可能性
  (CTで陽性にならないこともあるが)
・ウイルス性肺炎サーベイランス
 放射線診断専門医がWebベースで
 パンデミック:ビッグデータ役に立つ
→迅速にAIで判断
・NIIと密に

■医療ビッグデータセンター
・医療画像収集とAI解析の必要性と課題
  コンピューターによる支援が期待
  医療関係者不足
 →AIで肩代わり
   →データどうする。技術日進月歩
   →これにチャレンジ

・深層学習のための画像データ・一般画像
 大量の学習データ
・医療画像データ
 正解データは?普通の人が見てもわからない
・一般画像
 インターネットから
 ラベル付け:一般の人でも
・医療画像
 収集難しい
 専門医でないと

医療ビッグデータ研究センター
・AMEDプロジェクト
 「臨床研究などICT基盤構築・人工知能実装研究事業」
・RCMBの2つの柱
 クラウド基盤の機能
  大量の医療画像データの収集・蓄積・解析
 SINETを使っている(これないとできない)
 1億枚以上、開発者100人以上

・AI画像解析技術
 課題拡張、問題の詳細化

・眼底疾患4クラス検出:日本眼科学会
・ラベル付き学習データを一括生成
・肺がん検出と分類
・学習データの不足
  →GAN利用して病変画像を生成・合成
・大量データによってできるようになった研究
  通常のCT(造影剤なし)血管の推定
  内視鏡
・社会還元:がんハイライト

・COVID-19への対応
 機械学習による解析
  
・肺野自動セグメンテーション
 正常領域と炎症領域
・CT像から分類→高い精度
 CT像→PCR:あまり制度でない

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする