ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

「ずとまよ」の「勘冴えて悔しいわ」、あれ、SNSってことでOK?(ひょっとしてネットいじめ?)

2021-04-04 07:59:08 | そのほか
「ずっと真夜中でいいのに。」の「勘冴えて悔しいわ」だけど、

ずっと真夜中でいいのに。『勘冴えて悔しいわ』MV (ZUTOMAYO - Kansaete Kuyashiiwa)
https://www.youtube.com/watch?v=4QePrv24TBU


あれ、めちゃくちゃ難しいんですけど・・・

いままでのビデオの総集編+「ずっと真夜中でいいのに。」のテクニック総集編

みたいなかんじで、理解するのに大変・・・


・・なんだけど、これって意外と、うたっているまんま、
「SNSをそのまま表している?」って気がした。
(とくに、ネットいじめについて)

ちなみに、歌詞はここにある
https://www.uta-net.com/song/268835/


以下、個人的解釈
(当たってるかどうかは疑問。そもそも、「ずとまよ」の歌は、なん十通りにも解釈できる。小説とおなじ。そのうちの1解釈と思ってみてください。)




■「君のことじゃないよ」~
 Twitterで、自分の悪口とか、自分がネットでいじめられている何かをみつけた
 (ただし、自分とは名指しで書いていない)
 そのことを、つぶやいた相手に行ったら・・・

 「君のことじゃないよ、気のせいだよって」
 気のせいにしないで・・・(そのあとは歌詞通り)


■背の順、あいうえお・・・
 ”TimeLineの会話の並びをみたくない”の「並び」を出してくる枕詞が、
 背の順、あいうえお
 悪口とか言われて、そういうTwitterの会話の並びに(TimeLineに)
「並びたくない」


■もういっそ お目出度い 一人を竹刀で→もういっそ おめでたい。一人にしないで

 いじめられたことを、もういっそ、おめでたい頭(おバカ)になって無視するとか。。。とにかく、Twitterで一人になりたくない、いじめられたくない

 (ずとまよのテクニック。似たことばで違う意味にして、意味に幅を持たせる。
  「一人を竹刀で」、素直に受け取れば、「ひとりにしないで」の「を」を「に」にかえただけだけど、「一人を竹刀」でって、バッシングのこと(竹刀で一人をたたいている感じ?)とも受けとれる)

 その(Twitterで一人バッシングの対象になりたくない)のいいかえが、
 「誰かといないと避難(非難?)場所はない」

■ミラクルな目を・・・
 ミラクル(=きせき)な目で、このバッシング?ネットいじめ?されていることを見つけたけど、その目をTwitterから、そらさせないで。

 Twitter(=鳥※)の(TimeLineにつぶやかれている)、あたしを嫌っているつぶやきの笑い声をけそうよ。

 (話飛ぶけど)自分にはいま、はしたないほど、集中力があって・・・★


※この「歌詞の中で」鳥に関係するのはTwitterしかないし、Twitterといえば大きな鳥を思いつくけど、ここで、この鳥は「カラス」と言っている人もいる。が、その人はなぜ「カラス」と持ったのかは書いていないので、そこちょっと、コメント。

 カラスと解釈する理由はMVからきている。

 この「勘が冴えて悔しいわ」のMVは、「こんなこと騒動」のMVと同じ主人公、タッチで書かれている。そして、「こんなこと騒動」の中で出てくる鳥がカラス。だからMVを多く見ている人は、カラスを連想しても不思議ではない。

 そもそも、ずとまよの歌はいろいろ解釈可能で、(この前ACAねさんが出てた)SONGSによると、ACAねさん自身は、どう解釈してもいいようなことを言っていたと思うので、MVを中心に考える人は「カラス」というストーリーもあり!

 ちなみにその場合、花を「正しくなれない」のときとは違った雰囲気、意味合いで「そんなこと騒動」では使っているように見えるので、曲の後のほうの解釈も変わってくると思う。

 ずとまよの曲は他の曲でも、「歌詞重視」か「MV(の動画)重視」かで意味は違ってくる。自分の立場は。何かの主題歌の場合、主題歌のもととなった映画とかを重視。そうでない場合は、歌詞重視の立場をとっている。なのでMV重視の人とは、解釈異なってくる。

 
■歌詞:着いて、吐いて→歌:ついて、ついて、
 やっぱり、ずとまよって、歌詞通りに歌ってないときあるよね
 「脳裏上のクラッカー」とか、脳裏フェイスって歌ってる気がする。

 ここ、歌詞の「着いて、吐いて」は、Twitterの文面が、「君(=自分)のこと」を書いたのに対して、
 リプライが1件目は、スタンプとか着いたってことがわかるもの、2件目のリプライが毒ついている。

 だけど、表面的に見えばそれは、「ついた」という状態にすぎないという、事実を表すため、歌詞と歌い方を変えているというテクニックを使っているんだと思う

■Twitterつぶやく、7回目のほうで
 これ、あとで意味わかった。後(遺影のところ)で書く

■ATP上手に受け渡す日々だけ
 ATPはたぶん、あの生物の時にならったアデノシン三リン酸のこと、
 このあとの「無意識に運べたら楽だろな」の「運ぶ」のところの連想語句だと思う。

 連想語句が出てくるのは、やっぱりずとまよさんのテクニックで、
 たとえば、「ハゼ馳せる果てるまで」でいきなり、「春も消毒も終わらせたいから」とでてきて、何消毒するんだ・・・と思ったら、あとから「傷」って出てくる。
 そんなかんじの連想ゲームみたいなのが、けっこうずとまよさんの歌には出てくる。

 はなしそれた。つまり、ATP上手に受け渡す日々っていうのは、
 Twitterでエネルギー(燃料?)を受け渡して、つぶやきをつなげていくっていう感じの日々だったってこと
 自分がネットいじめにあってない場合、ネットとのつきあいかたは、そんな感じだよね。当たり障りのないことを言っている。


■勘が冴えて悔しいわ、無意識に運べたら楽だろな

 (「自分にはいま、はしたないほど、集中力がある」って、言ってました。★がついているところ)

 勘が冴えていなければ、ネットいじめの対象が自分だとは気が付かない。
 (集中力があって)勘が冴えてしまうから、気づいてしまった。くやしい。

 勘が冴えてなくって、無意識にTwitterをつぶやいて、会話を運べたら楽だろうな・・・

■淡々と笑えないわ~

 ネットって、自分に関係ない場合は、感情もなく淡々と笑い、適当に流す
 でも勘が冴えている自分は、そんな感受性のないような淡々とした笑いはできないし、ネットに書くときは、取り繕ってしまう


■げらげらと道をふさぐ民よ

 ネットいじめとかして、げらげらと嗤っているTwitterをしている人(ネット民?)よ、(「道をふさぐ」はちょっと後でわかる)


■感謝の「言葉」しか出てこないよ

 自分の本心とは裏腹に、、
 そいつらにいうことばや、「いいね」ボタンをおしたり「ありがとう」という感謝の「言葉」しか出てこない

 ・・・これ、実感だよね~ネットで怒ったり、感情を出すと、そこで炎上する。なので、一番無難に過ごすには、感謝してなくても感謝の言葉しか書けない。ネットいじめに合わないためには「感謝の言葉」でつなぐしかない


■後戻りしなくていいの~帰って眠るだけ

 ネット民よ、後戻りした話、しなくていいから。
 そう、もう早く帰って(いや、家にいるんだけど)Twitter(というかSNS)やめて寝たい・・・

→ここで道をふさぐの意味が分かる
 帰って眠るだけの道を永遠と話をつなげて、寝かせない。帰って眠る道をふさぐネットの民よ


■おかしいと思うほど~ほっといてくれ

 SNSの現状を見事に表している4行
 「あんたのいうことはおかしい」と思うほど「そうだよねえ」とうなずいてしまう。
 顔に出して言うことは許されない(Twitterの悪口はリアルにも反映していて、ネットいじめ受けてることは、リアルの世界でも、顔に出して言えない)

 それに対しては、「泣きつかれてしまおう」「リセットを覚えよう」

 でも、ネットで便乗していじめをしている人に言いたい
 「興味ないなら、ほっといてくれ」

■~笑えないジョーク

 難関~間違う、は「かな漢」しているときの感じ。
 笑えないジョーク・・・うん、おじさんのつぶやきだよね。


■来週の献立を眺める日々だけ
 これ、意味わかんなかった。MVでわかった。
 MVの2分30秒、メニュー(献立)が出てきて、

    本日の甘味「ヘビイチゴのうま塩和え」

 たぶん、学校なんかで、ネットいじめにあっていると、
 楽しみといったら、来週の給食の献立くらい・・・

 っていうことかもしれないけど、ここで次の歌の「毒苺」がなぜ出てきたのかのサポートをしているかも?


~ リピート部分省略  ~

■君がくれだ毒苺、満たされない君の一号を

 ずとまよのテクニック、同音異義語に置き換える。
 例えば、「お勉強しといてよ」でも、
 「解いといてよ」→「問い説いてよ」
 「このまんま」→「子のまんま」「個のまんま」など。

 ここでは

   苺→いちご→一語

 「君のことじゃない」という、その毒のある言葉(一語)、私が食べてやる
 (うけとってやる)忘れないように。
  →そういうネットいじめをする人間も実は「みたされていない」

  いつまで忘れないかというと
   ネットいじめで流すいくつかの涙を救えるようになるまで。
   不正解とか、矛盾論理とは、今のネットの状態ですね


~ リピート部分省略  ~


■しられたくはないけど~

 自分の気持ちは知られたくはないんだけど、知られたい気もある。
 そんなことが言える日、(それは自分の気持ちを出せる日だから、
 今のネットで無意識に運んでいる日とは違い、勘が冴えちゃう日だ)
 には、自分の気持ちを叫びたい、だれも言えない遠くで、面と向かって



■遺影~死体

 またまたテクニック。
 最後に難解な言葉を述べて、印象付ける
 例:「秒針を噛む」の「ハレタ レイラ」

 ここで強烈なインパクトのある言葉を並べて印象付けさせる。
 
 でも、これ、Twitterの状況を言っただけでしょ。
 それをこんなに印象付けるとは。

 今までの内容から、
 Twitterのつぶやきは、「心のない」当たり障りのないことば
 といえる

 こころがない=死人とおなじ
 →つぶやきは死体

 ということは、

  今のつぶやきは死体で、
  過去のつぶやきは、遺影

 遺影は7つある、
 そして、最後に死体=今つぶやいた→毒苺

 ということは、今のつぶやきの前に7つのつぶやきがある

 はい、伏線回収、さっき後で書くと言っていた

 「Twitterつぶやく、7回目のほうで」

 7つ、前につぶやき(遺影)、ありますよね!

 つぶやきとMVの遺影と見比べると・・・MVの秀悦さが響く。



■MVの動画のほうもすごい!

 いままでの総集編になっている。いちおうMVの流れも、
上に書いた歌詞のように、なぞっていくと、こんなかんじ。

 はじめの0:41(以下、X:XXという表現は、MVのスタート
からの経過時間)までは、Twitterで紹介されている(*)ところに、
(みんなに乗り遅れないように)、食べに行く場面。

 その紹介されたお店が0:41にでてくる、「まる勘 KUYASHI」
(勘が冴えてくやしい)。なんかこの感じ、
「こんなこと騒動」の街並みに似ているような気がする・・・


 それと、0:37のぶつかった男の人の顔が花になるのは、
「正しくなれない」のMVを見て、かつ「約束のネバーランド」
の路線で解釈するなら、花は死を暗示している。
ここでは伏線を張っていて、この伏線はあとで回収される

 で、上で(*のところ)「Twtterで紹介されている」と書いたけど、
Twitterで書かれているであろうごとがわかるのが、0:49。この辺までは、
普通のTwitterの食べ物話。

 あやしくなるのは0:52 ATPのカギがそろうと、0:56カバンから、
花とサングラスが出てくるところから。

 ここで、世界が変わる。この主人公がサングラスをかける。サングラスといえば変装するため、つまり、自分を匿名にできるということ。
で、匿名といえば、Twitterなどネットの特徴。
 この物語は、その匿名性を主人公が手に入れたところで、いままでの「みんなに乗り遅れないように食べに行く・・・」の状態から変わってくる。

 Twitterの匿名性(MVではサングラス)を得て、だんだん破壊的、羽目を外すようになっていく。
 このあと、いろいろなMVの場面のパロディが出てくるけど
 (とはいえ、ものすごくわかりにくいのがあって、1:08のカンランシャの爆破は、「暗く黒く」にでてくる遊園地のカンランシャ?それとも、ほかのMVにでてくるのかな?)

 そのあと電話線を切って、つまり、ネットを切るという暴挙に出る
 (ネットを切ったら・・・帰って寝るだけだよね!)


 そして、もう一度初めに戻って、サングラスをかける前の状態に戻る
(1:39から)そして、さっきは、サングラスがネットの象徴だったけど、
もっとはっきり、ネットの匿名性を表しているのは1:54.みんな仮面をかぶっていい子ぶった笑顔を見せているが、笑いがぎこちない・・・

そして、ここでもこの先、いろいろなMVの場面のパロディが出てくるけど、
これは、「抑えているものをぶっ放して開放する」
っていうのがテーマになっている模様。
たぶんその開放が、歌で言っている「いぇいいぇい」なんだろう。
 まずはMILABOにお邪魔して、師匠のかわりにぶっ放し、
 勘グレイかなあ、眩しいDNAだけだたかなあ?で通せんぼしたり、
 かんぐれいの方位磁石の上に永久磁石を置いて困らせたり、
 暗く黒くのところで、かわりにぶっ放したり
 おべんきょうしといてよのブラウン管割ったり
 (ごめん、いくつか抜けた)

・・・とまあ、やりたい放題のことをするわけです。

 で、このさき、2:43ぐらいから、歌とMVがシンクロしてくる。

 1:39のところで出てきたネットの人の後ろにいる、袋を被った人が、
2:45で顔を出す。そうすると、0:37の男の人が出てくる。
多分こいつが、歌でいっている「君のことじゃないよ」といった男だなと
想像つく。ネットでは袋をかぶって、本心を隠し、実は裏でいじめていると・・
その男とサングラスをかけた状態でも、そうでない状態でも、通り過ぎていく。
これが、(男からもらった)毒苺(一語)を食べた状態なんだろう。実際3:03で食べてるけど。

そのあと、ネットの袋を被った人たちに花がついていく。
0:37の時点で、男(=いじめをしてきた男)が花になったことは、書いたけど、あんなようにネット市民がみんな花になっていく。


さっき書いた通り、花は、「正しくなれない」(「約束のネバーランド」主題歌)では、死をあらわす。死とはつまり、魂=心がなくなること。心がなくなった状態がネット。
そして、ネットの怖い状態の絵が3:13.こんな感じだよね。ネット


この主人公は、ネットいじめする相手に、君の一号(一語)をたべてやって、反撃するんだけど、その反撃の図が3:25。

はい。こんなやりたいほうだいやったらつかまります。そして3:34は「いぇいいぇい」やった自分がつかまって、ネット民が歓喜する様子であり、3:36には、ネット民から指さされている。
そして3:42、ネットの様子。ネットとは、遺影と拘束された自分の死体置き場である・・
というのは、上の「遺影~死体」で書いた通り。


っていうように、歌とMVはリンクしたりしなかったり、助けたり助けてなかったり・・・
・・・というのは、ほかのずとまよの歌と同じなんだけど・・・

このMV,ほかの歌のMV見ないとわかんないところ、多すぎないか(^^;)

 1:26 灰版電機工業(株)(灰版→廃版と書くのが普通だけど、
 なぜ、灰なのかなんて・・・
 「秒針を噛む」を聴いたことない人は想像つかいのでは?

 1:35 梅コースの2000円
 1:36 松コースの4500円?(リボンがかかっててわからん)
   のメニュー
 「雲母と栗」はタイトル通りだからいいとして
 「ミルクとコンクリート」のカルボナーラ
   →ミルクとコンクリートって、『眩しいDNAだけ』だっけ?
 「レイラ・サイダ・アラビアータ」
   →レイラは「秒針を噛む」でもでてくるけど、レイラ・サイダは、
    「ヒューマノイド」。アラビア語だよね。たしか?
    (なぜ、アラビア語?という人へ。
      ずっと真夜中→夜といえば千夜一夜→アラビアンナイト)
 「ファンキーなジェノベーゼ」って、食べてみたい。どんなかんじ?
   →ちなみにファンキーといえば、「お勉強しといてよ」
 あ、そっちより
 「悔しいほど美味しいナポリタン」に興味津々
 「ガンガン砕いた・・・(見えない)」→秒針を噛む
 はい。ずとまよ好きな人は、たぶん、ここ止めて堪能すると思うけど、
 知らない人は、たぶん意味わかんないメニューだと思う。
 ミルクとコンクリートのカルボナーラって??



■結局、この歌は何のために書かれた?

 ずとまよのテクニック満載、
 ビデオもテクニック満載で、
 この曲、ほかのとちがって、気合入りすぎで、難解すぎ・・・

 なんで、ここまで難しく、テクニック入れて作っているかだけど、
 これ、ひょっとして、「ずとまよの紹介MVなんじゅないか?」
 って気がする。

 長くなったので、「それ、どういうこと」は、別エントリで書く。



P.S なぜ遺影~死体のMVが秀悦かを説明していなかったので・・・
ちょっと付け足し。

このMV,受け渡すATPが、2種類ある。
1回目は0:55
 このときは、サングラスと花を受け渡している
 サングラスは匿名性、花は死だとすると、
 匿名性を使って、相手を死に追い込むということで、
 ネットいじめが暗示されている
 そのため、羽目を外す部分でも、カンランシャを爆破(炎上)させて
 知らんぷりといった形になっておる
 →これは、曲の世界感と同じ

2回目は1:28
 このときは、お金を受け渡している。
 ネットでお金なので、YouTuberをイメージさせる
 (曲の世界観とは違う話)
 YouTuberなので、そのあとは、やることは派手で、
 全部「ぶっ放している」

そして、2:40あたりで、毒苺で、曲の世界観(つまり1回目の受け渡し、
 ネットいじめ)に戻っている

3:06で、曲も「ガンガン・・・」で戻るけど、YouTuberの世界に
戻り、このあとあの男になげつk4えたり、ネットいじめの世界と
交錯する。
(このあと、はじめ書いたんだけど、外している気もするので省略)

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