で、前のブログで、ジェイコムショックの東証における不具合である、
で、こういうケースは、2度とおきないのかというと、その「今後の対応」に書かれているように
・当取引所に直接新規上場する銘柄の場合(=値幅制限がきめられない)で、
・かつ、今回のケースのように、特別買気配が表示中に(これは、新規上場では良くある)
・気配の差引数量を超え、初値決定後も売注文が残るほどの大量の注文が
・みなし処理の対象となるような値段で発注されたような場合に発生する
でないと起こらない=逆に言うと、こういうケースなら起こるというのなら。。。
ありえない話ではないんだよねー
どういうケースかっていうのは、長くなりすぎたので、また今度かくね。
について、一応書いておきます。
条件を、
(1)当取引所に直接新規上場する銘柄の場合
(2)かつ、今回のケースのように、特別買気配が表示中に
(3)気配の差引数量を超え、初値決定後も売注文が残るほどの大量の注文が
(4)みなし処理の対象となるような値段で発注されたような場合に発生する
と番号をつけて説明しますね。
(1)は、いっぱいありますよー!マザーズ新規上場の会社が・・・
(2)は、人気の新規上場の会社は、普通、特別買気配になります。
なかなか、値段つかないんだよね。。。
で、問題は、(3)と(4)が起こるケースはあるか?というと、(3)は、あります。
「冷やし玉」といわれるケースです。
ウィリアムのいたずらは、そのころ小さかったので、大きくなってから(というか、最近)本で読んだのですが、NTTの新規上場のときなんか、そうだったみたいですね。
NTT株、新規上場のとき、なかなか値段がつかないで、どんどん上がる。。。
そこで、どっからかが、冷やし玉を出し、おおきな売り物をだした。
そこで、ばーん!と約定して、初値がついた(300万だったかな??)
ってはなし。
なので、このケースが起こりえるとすれば、
・冷やし玉をだしたのはいいんだけど、出しすぎてしまい、
いっきに、ストップ安まで、行き過ぎちゃった、おまぬけなケース
あんまり、意図的には、ないと思うけどね。。
ただ、ミスでは、今後もあり得ると思う。
今回は、金額と数量の入れ間違いだったけど、発注数の打ち間違いとかでも、あり得る。
0を、一個よけいに打ってしまった!とかいうケース。
改善策として、これを防ぐには、
・大口の発注を、一度に出さないということ
おお、定規を使って、打ち続ける。。。冗談です。
したがって、東証は、一度に発注できる数量を、発行株数の30%以内とか、決めてしまったほうがいいと思う(それ以上買いたい人、売りたい人は、2度、3度の注文に分ける)。
で、それ以上の発注がきたら、強制的にキャンセルにしてしまうと。。。
というのも、この件以外でも、発行株数の30%以上を誤発注で発注されてしまうと、困ることがある。つまり、今回のみずほ証券の誤発注が、
・もし、はじめの訂正を受付、数千株を売ってしまったとして
・その株式を、もし、相手に渡せたとしたら、
・そして、その数千株を買った人が、ある人1人、たとえば、ウィリアムのいたずらだとしたら(買えるほどお金がないけど)
その人、つまりこの例だと、ウィリアムのいたずらが、大株主になってしまう(^^;)
でも、30%以上の株って、TOBをかけるようにするのが、原則だよねえ。。。
それって、まずいでしょ。
誤発注のため、筆頭株主が変わりました、とか外資になりましたって(^^;)
なので、仮に間違った場合、株券で処理したとしても、筆頭株主とかが変わらない程度、問題ない程度ということで、1回の注文では発行株数の30%(でも、多すぎだと思うけど。。10%でもいい気がするけど)まで、それ以上は誤発注とみなし、エラーになる。
ってしたほうが、いいと思うけどなあ。。。